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【格闘技】

ダル弟、K−1査定を受験

2009年7月2日 紙面から

 プロ野球、日本ハムのエース、ダルビッシュ有投手(22)の弟であるダルビッシュ翔さん(20)が、今週中にK−1の査定を受けることが1日、明らかになった。

 この日、K−1の創始者である石井和義氏が都内でトークショーを行い、翔さんについて「(体重を)だいぶ絞っていました。お兄ちゃんに負けたくない、世界チャンピオンになりたい、と言っていた。その意気よし!」と2、3日前に都内のホテルで会談していたことを明かした。「志も持っているし、お兄ちゃんに似て男前だった」と強いハートとイケメンにほれ込んだ様子。その際に「最初が肝心だから」と練習方法や技術的なアドバイスを送ったという。

 石井氏は、翔さんの現在のレベルを把握するため、今週中に直接、練習を見る予定だ。「都内で非公開で見ます。それが査定になりますね。1回見れば(K−1でデビューするために)どのくらいかかるのか分かるので。ただ、正直言って、どこまでできるか分からない。プロの世界は厳しいから」と話した。

 石井氏は先月、自伝「空手超バカ一代」出版記念パーティーで、翔さんをK−1戦士に育成するプランを披露。翔さんは、今春から都内のキックボクシングジムに通い、100キロを超えていた体重は現在、85キロまで絞っているという。

 

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