【社会】ミサワは永遠に お別れ会に2万5000人2009年7月5日 朝刊
6月13日の試合中に、46歳で急死したプロレスラー三沢光晴さんのお別れ会が4日、東京都江東区有明のイベントホールで行われた。約2万5000人(主催者発表)のファンが、数々の名勝負を残した三沢さんに感謝を込めて献花、早過ぎる死を惜しんだ。 チャンピオンベルトを巻く三沢さんの等身大の遺影を掲げた祭壇前には、リングを設置。三沢さんの入場テーマ曲「スパルタンX」が流れ続け、ファンが「ミサワー」「ありがとう」と声を震わせながら、花束を投げ込んでいた。 会場を取り巻く行列は最長2・5キロにもなった。一番乗りで3日午後4時半から並んだという東京都西東京市の会社員高橋明さん(34)は「どんなに強いレスラーと戦っても、常に立ち上がった三沢さんが亡くなったなんて、今でも信じられない」と声を落としていた。
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