Vフォールを奪ってファンの歓声にこたえるM・スーパースター(右から2人目)=新木場1st RING
「流星仮面FIESTA」(4日、新木場1st RING)
“流星仮面”マスクド・スーパースターが、Vフォールを奪って不死鳥ぶりを証明した。1980年代に新日本マットでアンドレ・ザ・ジャイアント、ハルク・ホーガン、ディック・マードックらとともにアントニオ猪木と戦った伝説のマスクマン。16年ぶりの日本のリングとなった4日・新木場大会では、S・S・マシンと共闘してタイガーマスク、ミステル・カカオ組を相手に勇姿を披露。還暦を過ぎても闘志は健在で、カカオをフライングスリーパーの“流星殺法”で沈めた。
試合後は「頼もしいパートナー、マシンがいてグッドな試合ができた。日本は大好き。ファンも食べ物も最高」とご機嫌。2週間の滞在中には猪木をはじめ坂口征二、藤波辰爾の“戦友”とも再会の予定で「話し合って、また日本に来たい」と、再来日を希望した。
現在は米アトランタで青少年更生施設のカウンセラーを務め「サイン会などの収益を寄付したい」と、社会貢献でも全力ファイト。5日は“古巣”新日本の後楽園ホール大会に足を運び、ファンにあいさつする。