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「プロレスの灯消さない」小橋フル出場誓った

三沢光晴さんの遺影に手を合わせる小橋建太(左)と田上明
三沢光晴さんの遺影に手を合わせる小橋建太(左)と田上明
Photo By スポニチ

 【三沢光晴さんお別れ会】ノアの“鉄人”小橋建太(42)が、三沢さんの遺志を受け継いで年間フル出場を誓った。この日のお別れ会終了後、小橋は「やっと三沢さんの死を受け止められるようになった。葬式、納骨、そしてこのお別れ会を終えてやっと現実として受け止める気持ちが出てきた。今後は試合にも年間全部出る気持ちでいく」と話した。

 6月13日に試合中の事故で三沢さんが急逝してからずっと口をつぐんできた小橋。だが、この日は三沢さんを慕う2万5000人を超える一般参列者が午後7時すぎまで途切れることなく献花。それを選手7人1組で30分ごとに交代しながら献花台の脇で見守ったが、小橋は「控室にいてもファンの悲痛な叫びが聞こえてきた」とファンから死の現実を受け止める勇気をもらったという。

 今後、ノアは後任の社長を早急に決め、新たな船出をしなければならない。カリスマ的存在だった三沢さん亡き後の人選は難航を極めることが必至で、下手をすれば空中分解に陥る危険もある。それだけに小橋は「これから役員とか社長とか決めなくてはならないがオレはオレのできることをやる。無理をしているのではない。コンディションが戻ってきたということだ」と言い切った。

 06年6月に発覚した腎臓がん手術から今年3月復帰。まだ気力、体力とも全盛期とは程遠い状態だが、三沢さんの遺志を継ぐ男は「三沢さんがつけたプロレスの灯を消すわけにはいかない」としっかりと前を向いた。 三沢光晴さん追悼特集

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2009年07月05日 ]

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