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来春にも3団体合同で三沢さん追悼興行

三沢光晴さんのお別れ会に参列した新日本プロレスの(左から)菅林直樹社長、後藤洋央紀、天山広吉、金本浩二
三沢光晴さんのお別れ会に参列した新日本プロレスの(左から)菅林直樹社長、後藤洋央紀、天山広吉、金本浩二
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 三沢さんの追悼興行が来春にも東京ドームもしくは日本武道館で行われる可能性が出てきた。ノアの百田副社長はお別れ会終了後に「即(興行を)やるものではない。半年か1年ぐらい置いてだろうが、考えなければいけない」と前向きに話した。実現すれば新日本、全日本の選手のほかに三沢さんと関係が深いフリーの選手の参戦も予想される。新日本の菅林直樹社長は「この業界がより発展するように努力したい」と全面協力を約束した。

 プロレス人気の低迷を受け、ノア、全日本、新日本のメジャー3団体は歩み寄りを始めたばかり。今年3月からはデビューする選手のレベル、レフェリーの技術交流などを目的とした統一の「ライセンス委員会」を立ち上げることを前提に月1回、会議を重ねてきた。三沢さんが亡くなった後には自民党の元プロレスラー、馳浩衆院議員らがメジャー3団体の幹部を呼んで会議を開催し、統一的な組織の結成を提案した。これを受け、ノアの仲田龍取締役統括本部長は「三沢の遺志である統一した協会をつくらなければいけないと思う」と話しており、年内の“プロレス協会”設立へ動きだしている。

 年内に協会が設立されれば、三沢さんの追悼興行が最初のイベントになる可能性が極めて高い。さまざまなハードルを乗り越えて実現すれば、生前から業界の統一を願ってやまなかった三沢さんに向けた最高の手向けとなる。 三沢光晴さん追悼特集

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