東国原知事は同日、大阪・吹田市のホテル阪急エキスポパークで開かれた社団法人摂津青年会議所主催の会合で、約750人を前に「地域をどげんかせんといかん」と題して講演。途中、次期衆院選に触れた際、「自民と一緒に闘う気はない」と力強く言い切った。これには聴衆も一瞬、息を飲んだが、東国原知事は「自民、国会、政府、国政をすべて変えたい」と続けた。自民党を将来、なんとしても変えたいという強い思いからの発言だったようだ。
また先月、自民党の古賀誠選対委員長(68)から衆院選出馬を打診されたことを振り返り、「私が総理・総裁にしてくれと言ったら、あの悪人顔の古賀さんが天使のような(善人)顔になって“党に持ち帰って検討してみます”と言った」と面白おかしく披露した。
さらに「伊吹(文明自民党元幹事長)さんに“自民党の血を変えたい”といったら、“血液型が合わない”といわれた。でも、いろんな血液型をもらえる政党じゃないといけない」と言いたい放題だった。