ここまで来て、今つれづれ思うこと。
|
今朝、先日一方的に絶縁宣言をしてきた友人(昨日の記事に書いた人)から、メールが届いていました。どうもちょっと前に私が彼女のPC宛に送ったメールを見たらしく(普段はケータイのアドレス宛でやり取りしていたのだが、その時だけはなぜかPCから送ってきたので、PCアドレス宛に返事を返していた)、それにかこつけて、今まで私に対して抱いていた思いが、めいっぱいつらつらと書き連ねてありました・・。
ま、彼女の件についてはヤマイがらみの問題やプライバシーも考慮して、昨日触れた以上は書かないつもりでいたのですが・・彼女が私に指摘してきた内容が、もしかしたらこのブログを読んで下さっていた皆様も感じていた事ではないんだろうか・・と考え、支障のない範囲で書いてみます。 「彼女が読んで余計立腹するんじゃないか?」って?あの人は、このブログは見てないはずなんで、恐らく大丈夫です。前に一度「見てみて」とURL教えたら「字と文章ばっかりで読むの疲れるわ〜何書いてあるかわからん〜もう見たないわ。」と言いよったし。それにこの記事を含めて全部、7日に消しますから・・。
まず書き出しが、「ダンナと離婚してあげたら?あんたみたいな、自分で料理しない主婦(←私)なんて聞いたことないわ」・・あの〜確かに私夕食ほとんど作ってませんがね、無理やり旦那ケンケンにやらせてるわけではありませんから!最初は私があまりにも料理ベタだったので、「お前に任しとったらいつ食えるかわからん。俺がやった方が早い」と彼が手を出してきたのがきっかけですが、その後ず〜っと彼がやってくれるようになって、「手伝ってくれ」と言われたらちゃんと手伝ってるし、彼女はそんな事だけで、内心で私の事「あんた主婦失格」扱いされとったんかい!大体、朝と昼の自分が食べる分は自分で何とか作っとるわい!
今朝彼に改めて「本当は私の事ズボラだと思って夕食作りやってたん?イヤイヤやっとったんと違う?」と尋ねたら、「そんな事あるかい!いくら主婦だからって、お前が家事全部やらないかん、ていう決まりはないやろ。お前にも得手不得手はあるし、大体夕食作り以外はお前が全部やっとるやんか。そりゃ俺も仕事で疲れて帰ってきて、正直『しんどいな〜やりたないな〜』と思う時もあるで。でもそんな時は手も抜いとるし、お前にも一部やってもろとる。とにかく、お前ができん事まで無理にやる必要はないし、うちはよそとは変わっとるかもしれんが、これがうちのやり方なんやで、あの人に文句言われる筋合いはないで」・・ケンケン、いつもありがとう。どっちも、もっともかもしれん。
その後彼女のメールは「あんた太りすぎて女の魅力が感じられん。そりゃ旦那さんも手を出してこんわ」などと失礼しまくりな罵倒が続きますが・・極めつけでショックだった彼女の言葉。もしかしたらこのブログを読んで下さった皆様も「同感!」と感じていたかもしれない・・。
「あんた口開いたら『お金、お金』ってそればっかり。私からそんなにお金引き出したかったわけ?・・正直怖いわ、あんた」・・胸にグッサリ突き刺さりましたよ。図星すぎて。
ここしばらくの不況、ケンケンの「いつハケン切りされるかもしれない」不安、そして私自身が仕事を続けられなくなった事で、元々不安定だった我が家の家計は一気にドン底状態となりました。一番キツかった時はそれこそ、「その日の夕食を何とか食べられるだけのお金が、まだ財布に残っているか?」というとこまで堕ちていたし、母譲りと思われる生来の極度の心配性も重なって、毎日毎日「お金」の事しか考えられなかった、それでも自分ではどうしようもなく、ケンケンに毎日のように「お金大丈夫なの?」と尋ねては、「しつこい!そんなに金が好きなら、金と結婚しろ!」と怒鳴られた事もある。
昨年からの雇用不安、相次ぐハケン切りが報道されまくっていた時期は、それこそ精神的にはギリギリの所をさまよい、「あともうちょっとだけお金があれば・・」と思い悩んで眠れない日が多かったです。病院の先生も「あなたのストレッサーは『お金』だから、その問題が解決しない限り、病気は良くならないよ」と言いきったぐらいですから。
だから・・もしかしたらその「貧乏性」「銭ゲバ精神」がこのブログの文章からにじみ出ていて、今となっては、読んで下さった方を思いっきりひかせてしまった・・可能性大です。ここは「毒吐きブログ」と自分でも公言していたわけだし。
実際、昨年ネット上で知り合ってお友達になった遠方の方がいまして、最初は電話や手紙を通して、ワイワイ楽しくお付き合いをしていたのですが、たまたま電話でお話をした時に「今お金がなくって・・家賃払えんのだわ」と言ったら「いくらいるの?」と聞かれ「7万・・」と答えた途端に彼女無言、その後電話をかけたら途中で切られ、いつしか連絡は途絶え、送ったメールすら開けてもらえなくなり・・という事態になった事があったんです。別にその方にすぐ7万用立ててもらおう、なんて考えてませんでしたが、あの時のやり取りで、私の卑しい根性に気づいて、一気に嫌われたのかもしれない。 だから、今回縁切りをしてきた友人も、私の銭に汚い根性がつくづく嫌になったんでしょう。確かに「お金貸してくれる?」って言った事もあるけど断られたし、それ以上無心するつもりもなかったけど、結局それで嫌われたんだろうなぁ・・やっぱ、私ダメ人間だ。お金がからむと人間関係ロクな事がありません。このブログを開設していたわずか1年1ヶ月の間に、2人も友人をなくした自分って、ホントひどい奴だわ。皆様不快な思いをさせてしまって、本当にごめんなさい!
さて、最近の我が家。ケンケンはこの6月末でハケン期間更新を迎えましたが、無事に継続決定、土曜日の今日も朝から仕事に行ってます・・というか、先月から毎週土曜日は全部出勤で、しかも残業ありなんですよ。これって、ちょっと前の「減産の為にト●タの工場のラインを止めるから、平日だけど休んでくれ(当然その日は無給)」と言われた頃と比べたら月とスッポン、もう大忙しであります。・・それというのも「新型プ●ウ●」がバカ売れしているから。
他の自動車メーカーも、「エコカー減税」の影響で買い替えが増え、また増産せねばならず、ラインフル回転でやってるようですね。でも「ハケン社員の再雇用については慎重な態度」だそうな・・・いや、会社側の気持ちもわかる。でも、昨年から今までにかけて、あっけなく首を切られたハケンさん達にしてみれば「このヤロー」でしょうな。首切るのは簡単だけど、景気が回復してまた人を取らねばならん、というと余計大変なのに・・いかに、各自動車メーカーの「ハケン切り」が「その場しのぎのザル作戦」だったか、とはっきりわかります。
とはいえ今になっても「ハケンなんていらないんだ。何の役にも立たない無能な使い捨てがwww」な〜んてコメを平気でのたまう方々(中には「識者」と言われる方や、なんと!自ら派遣会社を経営しているのに、思いっきりハケンを見下したコメントを出している某女史までいらっしゃいますよ。私あの方大嫌い!!)が世の中に大勢いますよね?じゃ〜あなた方、本当には実現はできませんが、仮に今ケンケンが携わってるト●タ系某下請会社の、プ●ウ●部品のライン(ちなみに実際にそこで仕事してるのは全員ハケン)を1本、まる1日止めてみたとしたら、どうなると思います??想像つきます??・・そんな事したら、現在ですら「今申し込んでも納車まで7〜8ヶ月待ち」の新型プ●ウ●、世の中に流通しなくなりますよ。思いっきり世間混乱しますよ。
「この世は大企業が回してるんだから、そういうとこさえ潰れなきゃいいんだハッハッハ。その為には下っ端はジャンジャン切っちゃえ、どうせ能無しばっかりなんだしpgr」って考え方、もうやめにしません?・・別に私は旦那が世間が言う所の「役立たずで無能でその日暮らし」のハケンだから、って贔屓目に見てるんじゃないです。確かにあの人達は大きい目で見れば、社会を動かしている歯車の、端っこの方の小さな部品にすぎないかもしれない。でも、その部品が1個でも抜け落ちたら、「社会」という大きな機械は動くスピードが遅くなるか、故障するか、ヘタしたら動かなくなるかもしれんのですよ。そう、今ケンケンが職場で毎日8時間、ラインの前で立ちっぱなしで扱っている、プ●ウ●の極めて小さな精密部品のように。これですら1個でもなくなっただけで、あの最新式ハイブリッドカーは、一歩も動かなくなるんですよ! ・・例え小さな部品だとしても、社会の歯車の一部だとしても、私達は生きている人間です。そんな人間を社会が粗末に扱うようになったら、世も末だな・・と、ここんとこ思います。そんな時代にサバイバルしなきゃならないのは、果たして良かったのか悪かったのか・・「昔はよかった」なんて言いたくないですけどネ。
とりあえず、夏風邪で声はガラガラですが「森進一状態→もんたよしのり状態」に回復?しつつあるので、私は名古屋の片隅の巨大迷路の中で、何とか生きております。銭ゲバな私の事を、気遣って下さったりかわいがって下さった皆様、また、私の性格に最終的には嫌気が差して離れていったものの、一時でも優しくして下さった、仲良くして下さった皆様、今まで本当にありがとうございました<(_ _)>。
明日の夜、最後のご挨拶に再度ここへ来まして、その後はネットの海の中に再びひっそりと身を沈めたいと思っております(ネットはやめませんよ〜念の為!)な事ばかり書きましたが、もしお嫌でなければ、エイリアン女・シィラの表舞台(なのか?)からの消滅に、お立会い下さいませ。
さて、今日アップする動画は・・LOOKの「ラスト・シーンから始めよう」。彼らといえば「シャイニン・オン 君が哀しい」がデビュー曲にして最大のヒットとなり、世間では「一発屋」という評価がされがちなものの、元々は実力派バンドから生え抜きのメンバーが集められて結成しただけあり、音楽性は高く、むしろ「シャイニン・オン」以降に良作が多いんですが・・プロモーションの方法に問題があったのか?(と私は解釈しています。このPVを観て感じるかもしれませんが、周囲は何だかアイドル路線で売りたかったようだし)いかんせんヒットしなかった。私は個人的には「シャイニン・オン」よりこの曲の方が好きなんですけどね・・。
この曲は、デビューから2年後、87年の曲で、私が「ラジオで1回聴いただけで衝撃を受け、速攻レコード店に走りシングル盤ゲットした」という、数少ない曲です。残念ながらこの翌年の88年暮れにLOOK4人での活動は終わってしまうわけですが、20年経った今こそもっと評価されてもいいと思うバンドの1つです。このブログのラスト・シーンも近いので、取り上げました。よろしかったらご覧下さい。 ルック - ラスト･シーンから始めよう
●勝手に宣伝・・私がファンで応援しているマンガ家さん「松尾しより先生」の新作が今発売中の「JOURすてきな主婦たち」8月号に掲載されています。タイトルは「咲けや この花 序章」・・序章、と銘打たれている通り、今回の掲載作は、10月号からの連載につながるプロローグ。現代を生きるキャリアウーマンが、自分の身に起きたある予定外の出来事をきっかけに、自分の母・祖母の生きてきた人生を見つめ直す「三代に渡る女性達の生きた激動の人生」がテーマになるようで楽しみ。よろしかったらこちらもオススメです。
|
そっかぁ。
いろいろあったのね。
閉鎖しちゃうのは残念だけど、しかたないね。
まだまだあるシィラのお母さんのエピソードってすごそうなので興味津々です。
またいつか、どこかで再会できる日を楽しみに…。
2009/7/4(土) 午後 8:17 [ ちゃっぴー ]