虎の尾を踏んだ創価学会

 私は瀬戸弘幸さんと何度も会い、酒を飲みながら喋ったこともしばしばあるが、本当にこの人がヤクザを日本刀で切り倒した人だろうか、とても信じられない、と思うほど穏やかで、インテリである。
 しかし昨日のシンポジウムにおける瀬戸さんの目つきは尋常ではなかった。私は護国団の元代表・石井一昌氏の殺気に満ちた目つきも知っているが、この日の瀬戸氏の目はそれを遥かに上回っている凄みのあるものだった。

 瀬戸さんは「本気で創価学会を潰そうとしているな」と分かった。

 瀬戸さんが冒頭に述べたように、ブラジルで皇太子殿下と一緒に池田大作の長男が同じステージにいる写真を聖教新聞が掲載したことに対し、政治権力の中枢部に未だに残っている内務官僚の「愛国者」たちが、このままでは日本が危ない、と危機感を抱き、創価学会の存在を真剣に危険視し、瀬戸さんが朝木明代殺人事件を追及していることを応援し始めたのだ。

 創価学会は自己宣伝のために皇室まで利用したことにより、虎の尾を踏んでしまったのである。

 8月24日の文京区民センターでのシンポには、故朝木さんの娘さんの朝木直子市議、同僚議員の矢野穂積市議、それから愛知県豊橋市で清廉潔白な政治運動を展開している寺本泰之(てらもとひろゆき)市議ら3人の市議がゲストとして登場した。

 矢野、朝木両市議の生々しい実話を聞くにつれ、故朝木氏が一般創価信者、創価シンパの東村山警察、創価学会員の検事らを実行部隊として、計画的に暗殺されたと思わざるを得なくなった。
 『創価学会を折伏する』(リバティ出版)によれば、この事件の1〜2か月前に池田大作は「創価批判者を徹底して撲滅しろ」と当時の会長に檄を飛ばしたらしい。捜査がやり直しになれば、創価学会の組織的犯罪であったという可能性は大いにあると私は思う。

 この怪死事件が起こった当初、テレビ、新聞、週刊誌などのマスメディアは大々的に報道し、創価学会の関与を匂わせる報道を繰り返していた。
 ところが、その後マスコミはこの事件に対して完全に沈黙し始めた。
朝木さんの司法解剖鑑定書は事件発生後4年半も経ってやっと公開され(創価学会員の検事が公開を遅らせたらしい)、これにより朝木さんの両腕の裏側に誰かに強く掴まれたとしか考えられない青アザがあると証明されたのに、それすらマスコミは報道しなかった。
 さらに最高裁で、この青アザは「朝木氏が何者かによって殺されたと信じるのに十分な相当性がある」との判決が出たのに、マスコミはこれも沈黙した。

 しかし、現在は第二のマスメディア=インターネットがある。
創価学会の提灯持ちになったマスメディアがいくら蓋をしても、youtubeを代表とする動画ネットを通して、創価学会の犯罪は世界中に放映されるのだ。
 
 7月29日の八王子駅前での街宣と、この事件の再捜査を求める東京地検八王子支部への抗議文の提出は、創価学会を恐怖のどん底にたたき落とした。駅前(しかも交番の目の前)で瀬戸氏が演説している動画はyoutubeでアクセストップになった。
 8月24日のシンポジウムの動画もトップになるだろう。

 私は見性体験以来、いつ死んでもいい、という心境で生きている。
金も名誉も命も要らない。ただこの瞬間を如来として生きるのみである。瀬戸氏の運動に協力し、彼の捨て石になって殺されても構わない。その時はニッコリ笑って死ぬだろう。

 仏教の基本中の基本は「止悪作善」(悪を止め善をなす)である。
権力による不正は絶対に許さない。
 
 なお、当日配られた資料があるので紹介しよう(元の資料の状態が悪いので見にくいが御容赦ください)



 創価大学創立30周年目に作られた、同大学卒業生の就職先である。
一目見てはっきりした傾向があることが分かる。
 企業に関しては都市銀とNTTへの就職が圧倒的に多い。公務員に関しては、外務省、国税庁、国土交通省、裁判所への就職が突出している。
 
 国土交通省は利権の巣窟である。大手都市銀と合わせ、創価学会が日本のマネーを管理するという意図が明らかである。国税庁も同様で、宗教法人への課税案を潰すための布石だろう。
 NTTが多いのは、いうまでもなく通信部門を抑えることで盗聴行為など容易にできるようにするため。裁判所への就職が突出しているのは、創価学会を司法の権力で守り、創価学会の敵に不利な判決を下すため。
 そして外務省は創価学会の巣窟と言ってもよい。特定アジアへの異常な弱腰外交、アメリカへの隷属化、そして池田大作と海外要人の会談のセッティングなど、「日本で最も無能な」外務省は、創価学会によって牛耳られていたのである。

 このあからさまな資料は、まさしく創価学会の「総体革命」の実態を証明している。

 よく学者やマスコミが、反テロリズムの論拠として「個人を殺してもシステムが変わらないのだから、テロは無意味である」という。
 これはバカの論理で、真実は逆なのだ。システムは個々の人間が動かしているのだから、要所にいる人間を無化すれば(暗殺、脅迫、追放など)、システムは確実に変質する。
 管直人が厚生大臣になったときに、それまで秘匿されていた輸血によるエイズ感染の実態が全て暴露された事実を思い出せばいい。システムなどというものは、所詮は人間次第でどうにでもなる。

 私は、要人を無化する、という従来の右翼の思想「一殺多生」の論理は永久不滅だと信じる。

 いずれにせよ、創価学会は虎の尾を踏んだ。あとはどう追い詰めるか、瀬戸氏の知恵と行動力に期待し、私は全力で協力することを誓う。



 8月24日の「朝木明代さん謀殺事件の徹底究明」シンポジウム



 マイクを持っているのが朝木直子市議、隣が矢野瑞穂市議



 寺本泰之市議
この人は学歴は中卒だが、見事な人格者である。私は感動した。
「社会正義を実現するために行動して、その結果三河湾に自分の死体が浮かんでも悔いはない」
と明言された。今どきこんな人がいるのか、と感涙がこぼれそうになった。



 この日の瀬戸さんは全身から殺気が漂っていた。



 私も質疑応答で瀬戸さんの指名によりマイクを取った。
 (私の写真のみは「新しい風を求めてNET連合」http://shinpuren.jugem.jp/より転載)


なお、当日の様子は以下のyoutubeで見ることができます。

1/18
http://jp.youtube.com/watch?v=lCcgS8Vigqw
2/18
http://jp.youtube.com/watch?v=ODea3qqJqP4
3/18
http://jp.youtube.com/watch?v=ZtKF6DD0uAQ
4/18
http://jp.youtube.com/watch?v=nEG0VAfZYqs
5/18
http://jp.youtube.com/watch?v=RaqexhH6l6c
6/18
http://jp.youtube.com/watch?v=jDSv_ZJ5-uQ
7/18
http://jp.youtube.com/watch?v=WK3XyfL0GIw
8/18
http://jp.youtube.com/watch?v=-UEbzKmAMXE
9/18
http://jp.youtube.com/watch?v=lZv1twAcMFo
10/18
http://jp.youtube.com/watch?v=aX5gSRCxgg0
11/18
http://jp.youtube.com/watch?v=GxF2hytIcUw
12/18
http://jp.youtube.com/watch?v=q5hQ3Sgzsko
13/18
http://jp.youtube.com/watch?v=42_62IrCdhM
14/18
http://jp.youtube.com/watch?v=O_RnbF9d5cg
15/18
http://jp.youtube.com/watch?v=c3EmesqRu10
16/18
http://jp.youtube.com/watch?v=qGT4QD6wri0
17/18
http://jp.youtube.com/watch?v=YKiFofIAwPY
18/18
http://jp.youtube.com/watch?v=kzNEVIe-bbE

 ノーカット版です。私の補足説明および質問は15/18のttp://jp.youtube.com/watch?v=c3EmesqRu10で聞けます。
 私は喋るときには必ず2つ3つギャグを言うのですが、最後のギャグには全員が真面目に答え、逆にそれが感動的になっている、という面白い結果に終わりました。