風神ライカ3連敗…女子第一人者も正念場
【WBA女子ライト級】日本の女子ボクシングを長らく引っ張ってきた第一人者も、いよいよ正念場か。ライカは「イメージはしていたのだが」と声を振り絞った。昨夏の世界戦を含めて3連敗。悲願のベルトが遠い。
KO勝ちを誓って敵地へ乗り込んだが、強打が不発で「うまくかわされた」と唇をかんだ。懐に潜り込めず、足を使う相手に苦戦する姿は、このところの連敗パターンと同じだった。
この日に備え、年末年始はニューヨークの名門ジムで汗を流した。足を使い、リズムを重要視するスタイルを学び、攻撃の幅を広げた。そんな努力も、成長の跡を見せるだけにとどまった。
ライカの指導歴が長い元世界王者、畑山トレーナーが心配する「限界説」を吹き飛ばし、同じWBAライト級のベルトを腰に巻くはずだった。判定で夢破れた33歳は「相手の強さは感じなかった」と話すが、悲願達成への道は一層険しくなった。
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