2009年7月4日 19時3分更新
花入れやアクセサリーなど、手作りのガラスの作品を集めた展示会が岡山県和気町のギャラリーで開かれています。
この展示会は、和気町のギャラリーが蒸し暑いこの季節に清涼感あるガラスの作品を楽しんでもらおうと開きました。
作品はいずれも大阪・寝屋川市に工房を構えるガラス工芸作家・李慶子さんが制作したもので、会場にはアクセサリーや花入れ、それに食器など吹きガラスの作品、およそ200点が展示されています。
このうち、「波グラス」は、海が好きだという李さんが波しぶきをイメージして作ったグラスで、周りには水滴のような飾りが施されています。
また、パンやケーキなどを入れる「フードカバー」は、京都の木工作家との共同の作品で、透明感あるガラスのカバーに温もりを感じられる木のつまみを組み合わせています。
李さんは、ガラスに入れる花や食材が引き立つよう色を付けない透明のガラスにこだわって制作しているということで、訪れた人たちが見入っていました。
この展示会は7月12日まで、和気町のギャラリー「栂」で開かれています。