原G、地上波と裏腹BSで快走…視聴率ベスト5独占
巨人戦はBSで見ろ?! 再び独走態勢に入った原巨人だが、好調なチーム状況と裏腹に、TV地上波中継の視聴率は低下の一途をたどっている。しかし、「いやいや、巨人人気はBS放送で沸騰している」との声が上がっている。
今季の巨人戦地上波中継はビデオリサーチの調査によると、WBC連覇の余波もあってか、4月に月間平均12.2%(昨年同時期10.4%)のロケットスタートを切った。ところが、5月は9.8%(同9.5%)となり、6月はついに8.9%(同9.0%)に転落した(いずれも関東地区)。
そもそも、読売系の日本テレビでさえ、今季の巨人戦の地上波中継予定試合数は、昨年の42試合から26試合に激減。ゴールデンタイムにあたるナイターとなると、昨年の33試合から15試合へと半分以下になっている。
しかしテレビ局関係者の表情は意外に明るい。BS放送での巨人戦中継の視聴率が絶好調なのだという。
通常ビデオリサーチでは、BS放送の視聴率を公表していないが、契約局の求めに応じ、期間を区切って通常とは異なる聞き取り調査によって視聴率を算出することがあるという。日テレ関係者は「それによると、4月20日から26日までの1週間で、BS放送全体の視聴率ベスト5を『BS日テレ』の巨人戦中継が独占したのです。とりわけ25日の中日戦は13.5%。この数字は地上波の番組を含めたうえでの数字だというのですから驚異的です。巨人戦はBS放送ではまだまだキラーコンテンツとして抜群の価値があると自信が蘇りました」と明かす。
BS日テレでは今季、巨人戦を52試合放送。地上波に比べるとCM料金が安く、民放側にとって利益が少ないが、「加入世帯数がどんどん増えていますし、放送時間延長の理解も得やすい。BSの巨人戦中継の将来は明るいですよ」(前出の日テレ関係者)と熱を帯びている。
ちなみに、CS放送の「日テレG+」となると巨人の主催全試合を完全生中継しているが、こちらは「CS放送のCM料金は、一般サラリーマンの月給でもスポットを打てるレベル」(広告代理店関係者)とのことで、発展途上もいいところ。
独走の色が濃くなり過ぎている気もするが、果たしてBSを震源に巨人人気が沸騰する事態になるのかどうか。
ZAKZAK 2009/07/04
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