国会環境労働委員長の民主党・秋美愛（チュ・ミエ）議員の不用意な発言をめぐり議論が起きている。
秋委員長は２日、国会で招集された民主党議員総会で、「大韓民国国会を全世界の笑いものにした、５０年の民主憲政史に糞を塗る行為」として与党ハンナラ党を厳しく非難した。前日の環境労働委員会でハンナラ党幹事の趙源震（チョ・ウォンジン）議員が「秋委員長が会議開会を忌避している」とし、国会法第５０条５項を挙げ議事棒を握り非正規職法改正案などを奇襲上程したことを指しての発言だった。
秋委員長はまた、「一部悪徳企業が法を言い訳にして構造調整を進め思いのままに解雇することに対し一部メディアは企業倫理がないということを指摘せず、とても偏っている」と企業とメディアの責任を指摘した。その上でＨ社、Ｅ社など非正規職労働者を正社員に転換しないことにした大型スーパーの名前も列挙した。
特に労働部に向かって「看板だけ労働部で、労働階層圧迫部だ。こんな労働部ならアウトにしなければならない。なくさなくてはならない」と直撃弾を浴びせた。
秋委員長の発言については民主党内からも困惑するとの反応が出ている。あるベテラン議員は、「秋委員長は過去にも過ぎた発言のため非難されたことがあるが心配だ」と話している。
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