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2009年7月3日(金) 19:15 |
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後楽園の大賀ハスが撤去される
後楽園で50年以上親しまれてきた名物が「大賀ハス」です。ところが今年はその姿を見ることが出来ません。
井田にはハスが咲いていますが、これは別の種類のハスです。 後楽園ではこれらのハスと自然交配が進んだ結果純粋な大賀ハスが減ってしまいました。 さらに昨年夏から葉が枯れる病気が広まったため、大賀ハスは撤去されました。 大賀ハスは岡山出身の植物学者、故・大賀一郎博士が弥生時代と思われる泥の層から種を発見し、育てたことにちなんで名づけられました。 他の品種と比べ、やや色が薄いのが特徴です。 後楽園には1955年に寄贈されました。 この時期、後楽園を彩るハスの花ですが、残念ながら今年は園内で大賀ハスを見ることは出来ません。 訪れる人の中には、楽しみにしている人も数多くいます。 職員は、冬に新たな大賀ハスを植え付け復活させる方針です。 岡山と深く関わりのある大賀ハスです。 再び後楽園で花を咲かせてほしいものです。
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