白島新駅の設置については、平成15年(2003年)11月に、ＪＲ西日本、アストラムラインを運営している広島高速交通(株)、中国地方整備局、中国運輸局及び本市の５者で構成する「ＪＲ白島新駅設置検討協議会」を設置し、検討を進めています。

 

■白島新駅設置の効果

　JR山陽本線（東西交通）とアストラムライン（南北交通）の結節を図ることにより、都心アクセスの強化、広域的なネットワークの強化が期待できます。

「白島新駅の整備効果のイメージ」

■ＪＲ白島新駅設置検討協議会について

【設置目的】 −平成15年(2003年)11月10日設置−

　○ＪＲとアストラムラインの乗換え利便性の向上を目指し、白島地区への新駅設置を検討する。

　○広島都市圏の鉄軌道の充実・機能強化を行うことにより、公共交通機関の利用促進を図る。

 

 

【構  成】

　■西日本旅客鉄道株式会社 広島支社　総務企画課

　■広島高速交通株式会社　総務部　・　運輸部　・　技術部

　■国土交通省 中国地方整備局 道路部 道路計画課　・　広島国道事務所 調査設計課

　■国土交通省 中国運輸局 鉄道部 計画課　・　技術課

　■広島市 道路交通局 都市交通部 新交通担当（事務局）

 

【協議事項】

　○新駅の必要性や交通結節点のあり方の検討

　○新駅や乗継連絡施設の構造等の検討

　○交通結節点として必要となる関連施設の検討

　○管理者及び整備の費用負担

■白島新駅の計画案について

　これまで、協議会において新駅の概ねの位置や構造、ＪＲ新駅とアストラムラインとの乗り継ぎ方法、利用者の予測、概算の建設費・維持管理費などについて検討してきました。
　その結果、協議会は、公共交通網の機能強化や乗換えの利便性の向上という観点を重視し、ＪＲとアストラムラインの両方の新駅を近接して建設し、相互を連絡する案を最も有力な案として選択しています。
　この計画案の整備には約45億円の事業費が必要と見込んでいますが、この費用をどのように負担するのかということが実現に向けた大きな課題であり、現在も関係者間で協議を続けています。

【概算事業費】

　　ＪＲ新駅　　　　　　　約１３億円
　　アストラムライン新駅　約２７億円
　　連絡通路　　　　　　　約　５億円
　　　　計　　　　　　　　約４５億円

「計画平面図」