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“東国原総理”が橋下知事に入閣要請!?

 会談を終え連れ立って出てくる東国原宮崎県知事と橋下大阪府知事=大阪市北区
 会談を終え連れ立って出てくる東国原宮崎県知事と橋下大阪府知事=大阪市北区

 衆院選に出馬が取りざたされている宮崎県の東国原英夫知事(51)と、大阪府の橋下徹知事(40)が3日、大阪市内のレストランで“緊急会談”を行った。その後大阪府庁で会見し、東国原知事は、自民党総裁&内閣総理大臣になった場合、橋下知事に「補佐官」的なポジションを用意することを宣言。橋下知事も「非常にうれしいです」と笑顔で応じた。

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 午後11時すぎから始まった会見。2人が会談するのは、自民党の古賀誠選対委員長が東国原知事に出馬要請後、初とあって多くの報道陣が詰め掛けた。

 ややアルコールが入って笑顔の橋下知事に対し、「今日は飲んでないんで」と真顔の東国原知事だったが、始まってみれば東国原知事の独壇場。とうとう橋下知事に、気の早い“入閣要請”までしてしまった。

 晩さんをともに、約1時間半の会談では、「地方分権についてしっかり話をした」(東国原知事)、「いろいろ聞かせていただいた。東国原知事はすごい。その一言です」(橋下知事)と、理念の交換が中心。来る衆院選の出馬については「あくまで自民党さんに要望を出してますので、その返事が来ないと。ですから今日は話をしていません」(東国原知事)と、具体的な話はしていないもようだった。

 どんどん熱がこもっていった2人の話は、徐々にエスカレート。「(今日の話は)言えないことだらけですよ」(東国原)と、重要な密談であったことをほのめかす一幕もあった。

 さらに「地方分権はすごく大変で、総理だけでは無理。手伝いがいりますから、そこを橋下さんにお願いしたい」と、“東国原総理”誕生の暁には、橋下知事に特別補佐官的なポストを用意する考えを明かした。

 これに橋下知事は「尊敬する東国原知事にこれだけ言っていただいて、とてもうれしい」とまんざらでもない様子。自身の国政転身については「今は、それぞれの首長で権力をもってやることしか考えていない」としたが、“東国原政権”での重要ポストには興味を示していた。






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