「WBA世界ミニマム級王座戦12回戦」(14日、神戸ワールド記念ホール)
3度目の世界王座返り咲きへ挑戦者が“両手に花”状態だ。神戸市内の女子大に通う足立秀美さん(19)と榊原弘子さん(20)が2日、神戸の真正ジムを訪れ高山勝成(26)を激励した。3月の試合でボランティアを行い、誠実な人柄にほれ込んだ2人は力になろうと決意。世界戦用に作られたTシャツを着用して通学し“宣伝ギャル”として活動している。「世界チャンピオンになって、一緒に祝勝会をしたい」とエールを送られた高山は「頑張ります」。はにかんだ笑顔で必勝を誓った。