公務執行妨害容疑で逮捕、起訴され、東京地裁で懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受けた格闘家の三崎和雄(33)に対し、主戦場とする「戦極」が2日、都内で会見。8月2日のさいたまSA大会の試合は予定通りに行われるが、ファイトマネーを全額没収とし、翌3日以降の無期限出場停止処分を科した。
8・2で組まれた中村和裕(吉田道場)との試合について、中止を求める声もあったというが、戦極を主催するワールドビクトリーロードの國保尊弘取締役は「ファンの声や関係者、対戦相手のことを考えた」と説明。三崎の所属ジム側も同意したという。
三崎は今年3月19日、都内で携帯電話を使用しながら車を運転中、警視庁尾久署員に停車を求められたが無視して逃走。5月15日に同署から出頭命令を受け、逃走の際に署員の左手にサイドミラーをぶつけたなどとして逮捕された。