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“国立アニメ博物館”展示内容の検討スタート

 漫画やアニメなどを収集、展示する「国立メディア芸術総合センター」(仮称)の設立準備委員会(座長・浜野保樹東大大学院教授)が2日、文化庁で初会合を開き、具体的な施設や展示内容の検討を始めた。中身が固まらない段階で整備費117億円が本年度補正予算に計上された同センター構想には、与野党内から「無駄遣い」「ずさんな計画」などの批判が相次いでいる。これに対し、委員の漫画家さいとうちほ氏が「なぜ、でたらめが吹聴されるのか」と反論。同じく委員の里中満智子氏も「何をするか決まっていないから、いろんな意見を聴いて良いものができる」として構想を支持した。2011年度のセンター開館を目指し、今月中に基本計画をまとめる。

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