“セクシー秋山”ＵＦＣ幹部が異例の会見

金網の中でミット打ちを行う秋山成勲 Photo By スポニチ

　１１日に米ラスベガスでＵＦＣデビューする秋山成勲（３３＝クラウド秋山道場）が２日、都内のジムで公開練習を行った。アラン・ベルチャー（２５＝米国）戦へ向け、ミット打ちでは左右のひじを使った打撃を披露するなどＵＦＣ対策は万全な様子。「体調はいつも通り。ひじは難しいものだが、イメージ通りできれば悪くはない。打撃で勝負したい」と余裕の表情で話した。

　公開練習には、ＵＦＣを主催するズッファ社のエドワード・マンシー副社長（３８）も姿を見せた。大会ＰＲのため来日していたものだが、デビュー前の選手の練習に幹部がわざわざ足を運ぶことは異例で、秋山への期待の大きさを表している。同副社長は「精神的にも肉体的にも、とてもいい準備ができていると思う。とてもセクシーだ」と米国で“セクシー秋山”と呼ばれる秋山のニックネームを使って絶賛。０８年９月２３日のＤＲＥＡＭ６以来１０カ月ぶりの実戦で、初めてオクタゴン（八角形リング）に上がる秋山も「楽しみだし、全米の人にセクシーと思われたい」と笑顔で話した。

[ 2009年07月03日 ]