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パ最長5時間42分!臨時電車3本!大松V打

<西・ロ>延長12回2死満塁中島(右)が内野ゴロに倒れ、5時間42分の死闘が終了、ハイタッチをするロッテナイン
<西・ロ>延長12回2死満塁中島(右)が内野ゴロに倒れ、5時間42分の死闘が終了、ハイタッチをするロッテナイン
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 【ロッテ9−8西武】「ところで、きょうの先発誰だったっけ?」。午後6時からマウンドに上がった渡辺俊は、苦笑いで球場を後にした。延長12回2死満塁。時計の針は午後11時40分を回っていた。パ・リーグ新記録となる5時間42分の激闘。最後は内が中島を遊ゴロに仕留めた。

 「ホッとした。その一言だけ」。プロ初セーブを挙げた1軍未勝利の6年目右腕は、帽子を取って声援に応えた。12回。1点差とされ、なおも1死満塁の窮地で登板。前日は3番手で登板も、1死も取れずにマウンドを降りた。防御率は20・25。それでも試合前にバレンタイン監督から「おまえはいい投手なんだぞ」と励まされ、気持ちだけで栗山、中島を封じた。

 最終電車は午後11時31分発。その時間も過ぎ、3本の臨時電車も運行された。終わりの見えない二転三転の試合。バットで演出したのは大松だった。1点を追う7回1死二、三塁で一時は逆転となる10号3ラン。延長12回には1死満塁から決勝の中前打を放つなど、4安打5打点。試合後は「長いっスねえ〜」とグラウンドでマッサージを受け「勝って良かった。3連戦はこんな試合ばかりだったけど、辛抱強く戦えた」とさすがに疲労感は隠せない。

 ベンチ入り野手16人全員を使い切り、両軍合わせて44人が出場した総力戦を制し「チーム全員で勝ち取った勝利だ」とバレンタイン監督は声高に叫んだ。

 ▼ロッテ西岡(4安打3四球で7打席すべてで出塁。守備でも好守を連発)サイクル?そんなの考える余裕ないですよ。出塁しなくても、きょうはみんな疲れてます。勝ったからOKですよ。

 ▼ロッテ内(プロ初セーブ)うれしかったです。とりあえず打者を抑えていこうと一生懸命投げました。 試合結果  ロッテグッズ

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