東広島市にある広島少年院の暴行事件で、4人の教官が広島地検に再逮捕されました。逮捕容疑には、収容されている少年の体毛を抜いて別の少年に食べさせようとしたなどの性的な虐待行為も含まれています。
再逮捕されたのは、野畑勝也容疑者ら広島少年院の4人の教官です。
広島地検の発表によりますと、4人は、それぞれ、去年11月から今年2月までの間、少年のパンツに手を入れ体毛を抜いて別の少年に食べさせようとしたり、少年を全裸にして洗濯かごに入れ、陰部を握ったりした疑いがもたれています。
また、「嘘をつくなら舌を切ってやる」と言って少年の舌をハサミの両刃で挟んだり、浴室のシャワーのホースで首を絞めたりした疑いもあるということです。
4人の暴行や虐待の容疑は、立件されただけで20件に及び、被害を受けたとされる少年は15人にのぼっています。
4人は先月29日、特別公務員暴行陵虐の罪で起訴されています。(7/2 18:24) |