日本では普通でも、外国だと違う意味を持っていて、誤解を招いてしまいがちな行動があるそうです。たとえばブラジルでは、親指と人差指を丸めてのOKサインは「ケツの穴にぶち込むぞ！」という意味（OKの場合は親指を立てましょう）。まちがえて使うと大変なことになってしまいますね。

というわけで今回、日本人が外国でついやってしまいそうになるNG行動について調べてみることにしました。

■イギリス
日本人は「ちょっとだけ」というジェスチャーをするときに親指と人差指をくっつけるような仕草をしますが、これがイギリスでは女性の陰部を示すサインになってしまうそうです。……紳士の国にあるまじきサインを出してしまわないように気をつけたいところですね。

■インド
日本では何かの返答でOKのときには首を縦に振り、NGのときには横に振りますが、インドでは意味が正反対だそうです。要するにOKが横、NGが縦。慣れるまでは混乱しそうです。

■台湾
指で数字の「3」を示すときは、小指・薬指・中指を立てて親指・人差指でマルをつくります（いわゆる日本のOKサインのような形）。日本人はつい人差指・中指・薬指、もしくは親指・人差指・中指で「3」を示しますが、それだと「8」になるのだとか。

■スペイン
日本人は自分を指すときに鼻のあたりを指で押さえるような仕草をすることがありますが、スペイン人の場合は胸を叩きます。鼻を指す行動はかなり奇妙に映るようです。「鼻どうしたの？」「鼻水出るの？」なんて心配されたという例も。

■ギリシャ
こちらもブラジル同様、OKサインは「同性愛」を意味するそうです。また、5本10本の指を大きく開いて前に突き出すと「地獄へ落ちろ」という意味になるそうです。怖いなあ。

■ネパール
子供が何かをしてくれたら、つい「よしよし」と頭を撫でてしまいがちですが、ネパールでは子供の頭には神様が宿っていると考えられていて、撫でるはおろか、触ってもいけないそうです。宗教的なタブーには特に気をつけたいですね。

というわけで、もろもろご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。他にも無数にこうしたギャップを伴う行動はあるので、もし外国に行かれる方はお相手の国のことをあらかじめ調べておくのがいいかもしれません。「郷に入れば郷に従え」とは言いますが、その気がないのにお尻の穴へ「GO！」にだけはならないようにしたいですね……。

written by トレンドGyaO編集部