2009年6月27日、アニメ映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』が公開された。27〜28日の土日の動員数は35万人でランキングは1位。興行収入も5億円を超えるなど順調な立ち上がりを見せた。エヴァケータイについても限定3万台から3万7500台への増産が決定したものの、予約の殺到により既に入手は困難な状況だ。
元は14年前に放送された比較的“マニアック”なアニメにもかかわらず、今なおファン層が拡大し続けている理由とは。また、NTTドコモの「ヱヴァンゲリヲンケータイ」などとの劇中コラボレーションや、金曜ロードショーでの放送、渋谷への展開、箱根観光マップの配布など、多方面でタイアップやキャンペーンを行う狙いはどこにあるのだろうか。
今回、ヱヴァンゲリヲンケータイの開発秘話に加え、『新劇場版:破』を中心としたエヴァのコラボレーション展開について、ガイナックス統括本部の神村靖宏副本部長にお話を伺った。
トレンディネットで既に掲載した下記の関連記事もチェックしておけば、より理解しやすくなるだろう。(聞き手/島 徹、酒井康治、文/島 徹)