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大相撲の横綱・朝青龍(28)=高砂=が2日、朝げいこをさぼってCM撮影にうつつを抜かした。3場所ぶりの復活優勝を狙う名古屋場所(12日初日・愛知県体育館)を目前に控えながら、午後から予定通りラジオのDJ録音に参加。さらにCM撮影も行ったことも判明した。番付発表後にDJはもちろん、CM撮影を行った力士は前代未聞。本場所に水を差す行動で、撮影を許可した日本相撲協会の体質にも批判が集まることは必至だ。
番付発表後は、けいこに没頭するのが力士として当然の責任。しかし、朝青龍が再び場所前にやらかした。6月30日の本格始動から2日続けて幕内力士とけいこして復活Vへの気迫を示していたが、やはり改心にはほど遠かった。横綱審議委員会の沢村田之助委員(歌舞伎役者)は「あきれかえってます。傍若無人もいいところ。これで場所の成績が不甲斐(がい)なければ場所後の横審で問題になります」と明言した。
DJ録音とCM撮影は午後1時から、愛知県甚目寺町のスタジオで行われた。いずれも年内までCM契約を結ぶ清涼飲料水のPRの一環。初挑戦となったDJはCMキャラクターの「ファン太郎」として出演し、名古屋場所初日の夜に当たる12日深夜1時からニッポン放送で「ファン太郎のオールナイトニッポン」と題し放送される。関係者によると、リスナーの恋愛相談に答えるなど終始、上機嫌だったという。
収録と撮影は午後4時過ぎまで行われ、いずれも報道陣には非公開。力士の本分であるけいこをさぼって土俵外の活動に専念した後ろめたさがあるのか、スポンサー側の強い意向でスタジオの敷地内も立ち入り禁止だった。帰り際には迎えの車をスタジオ内に乗り入れた上、シャッターまで閉める厳戒態勢。出庫の時はスタッフが両手を広げ「撮らないでください」とカメラマンを阻止するなど、滑稽(こっけい)なほどのピリピリムードだった。
これで3場所続けて場所前に問題行動を起こした。春場所前は今回と同じCM契約の一環で、本場所が行われる大阪から東京に戻りファッションショーに出演。先場所は初日の2日前にモンゴル人関取とゴルフコンペを行った。しかも、いずれもけいこをさぼった。
2年前のサッカー騒動で「真っすぐな道を歩く」と反省したが、今や完全にのど元を過ぎて熱さを忘れた状態。土俵外で問題が浮上したここ2場所はいずれもV逸。さぼりのツケは大きいことを覚えた方がいい。
(2009年7月2日23時47分 スポーツ報知)
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