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これまた、あんまりかっこういいので、連投です。アルトゥーロ“サンボ”カベーロ＆オスカル・アビレスによるフェスティーホ不滅の名曲を、アフロ・ペルー音楽の神さまニコメデス・サンタクルス（首からたいこをぶら下げておどっているでかい人）ひきいる「サンタクルス兄弟楽団」でどうぞ。
投稿者は日本に住むペルー人とのこと。貴重な映像、ありがとう！ なお、詩人であり、ジャーナリストであり、生涯をペルーのアフロ文化の発展にささげたニコメデスの著作はアマゾンでも買えます。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url?_encoding=UTF8&search-type=ss&index=books-us&field-author=Nicomedes%20Santa%20Cruz |
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マニー・オケンド、アンディ・ゴンサーレス、ジェリー・ゴンサーレス、ミルトン・カルドーナ、チョコラーテ、レイナルド・ホルヘ、ネルソン・ゴンサーレス…「民謡＆実験的ニューヨークっ子楽団」による1975年の作品、たぶんこれがサルサのひとつの頂点。みなさん、心してきいてくれたまえ。
むかしは2枚組みのレコードだったのですが、何度かCDにもなっているようです。 http://diskunion.net/latin/ct/list/0/72211117 |
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大学を出て就職をした証券会社 → 不正して上場廃止、買収
その後トラバーユした外資系会計事務所 → 不正して倒産 その後在籍した外資系投資顧問会社 → 買収されて消滅 会計事務所で担当していた外資系証券会社2社 → 1社破たんして買収され、1社倒産 ぼくの法律事務所にSPCまでおいていた外資系証券会社 → 破たんして消滅 数年前に一番稼がせてもらった日系不動産会社 → 倒産 某経済雑誌の東京某所地上げ屋破綻特集 → ほとんどすべての案件に関係。当然、登場人物のおおくが破たん。
ざっとふりかえってみると、われながら、なんとまあ。ぼくの場合は、大学卒業以来、金融自由化の流れにのった投資会社（不動産会社だったり投資銀行だったりする）の、3番手以下＆その尖兵である地上げ屋さんとおつきあいしてきたので（ちなみに、1番手や2番手は、ぼくみたいなあぶなっかしい一匹狼にはつきあってくれません。）、こうなるのも、なりゆきですけどね。
これだけバブルの膨張と崩壊、企業の躍進と破綻をみつづけていると、にんげん、さとりもひらかれようというものですよ。
何十億円ものお金を稼ぐたたきあげの社長も、あっというすべてを失って気の遠くなるような借金を背負った某上場企業の重役も、肺炎に苦しむ赤ん坊の治療費も払えずに小金を借りに来るビザなしの女の子も、障害に苦しむ子どもと自分の在特のお礼に毎年ぼくの誕生日に食べきれないほどの料理をくれるお母さんも、みんなちかくでみてきた。お金は世の中でもっとも大切なもののひとつだけど、お金を稼いだ人がえらいなんて、ぼくはこれっぽっちも思わないよ。
バブルの崩壊を予測をするのは別にむずかしい話ではない。
債権についていうと、人にお金を貸すときは、いくらの収入があって、そのうちいくら生活費にあてて、いくらを返済にあてて、何年その生活ができて、だめなら担保を処分して、それにいくら費用がかかって、いくらで売れて、いくら回収できるか、計算するでしょ。不動産を貸すなら、いくらの賃料なら、どんな業種が借りて、そこは仕入れにいくらかかって、給料や水道光熱費をいくら払って、いくら売上げをあげればやっていけるか、調べるでしょ。 これで説明がつかない数字が出てきているのに「高く売れるから」って話になっていたら、おおむねバブルだよ。サブプライムローンをころがしたり、これがたっぷりしこまれたファンドを買ったり、証券化された不動産に金を出した人たちは、自分の買った物のなかみについて、このあたりの数字スラスラいえなかったでしょ。格付けしかみてなかったでしょ。そりゃ損しますよ。
だから、バブルの崩壊なんて予想しても、特にえらいことない。少なくとも、ぼくのまわりの、信頼する業界人は、みんなわかってましたよ。
問題は、予想ができないうんぬんではなくて、大きな組織ほど、ある時期がくると、わかっている人の意見がしりぞけられて、わかっていない人の暴走がとまらなくなることにある。どういう風に退けられたかは、まあ機会があれば。
自覚からくる思いつきだけどさ、経営陣には共産主義者をいれたほうがいいと思うよ。共産主義者っていうのは、貧乏人をないがしろにしたパイの拡大には内心で反感を持っているし、マルクスの悪しき遺伝のせいでＤＮＡに恐慌願望がすりこまれているから、バブルで高値づかみはしない。ぼくの場合も、案外そういうことだったりして。
「アメリカで例のあれが否決されたのをうけて、経済学関係の人らが「経済学的に正しいことが衆愚政治的な民主主義によって否定された」みたいなコメントをたくさん書いてらっしゃいますけども（なんか交通事故で瀕死の人をほっといて事故原因を調べるのはおかしいから、原因探しをしばらく放っといて目の前の被害者を助けろ、みたいなたとえ話な）、まあまったくおっしゃる通りで異論はまったくありませんけども、やっぱりなんぼ経済学的に正しいことでも納得できないことっていうのは人間あるわけで、全体の利益のためにたとえ納得できないことでも無理からに納得せえ、もし納得しない奴がいればそいつはバカ、っていうシステム自体がやっぱり無理なんじゃないですか、というか、俺自身は納得してますけども、何ていうかな。そういうことを人々に納得させないと動かないシステムっていうのは、そもそも改善の余地があるんじゃないですか。」
http://sociologbook.net/log/200810.html#eid336
朝方、ペロシが何とかなったわい、という表情をうかべていたのを確認してから、あれが可決することを前提にせざるを得ない会社にでかけていって、会議がおわったら否決ときいて「あれれ」となった。
ただ、この疑問はまったくそのとおり。金融と、フィービジネスと、投資を、全部ひとりがしているからですよ。金融システムをまもるためといって、何十億円なんて報酬（これ自体を非難するつもりはないですよ。）をとってた人の、バクチの損を補填するから、みんな怒るのですよ。あの否決をアホ呼ばわりしている経済学関係の人はアホ。金持ちを知らなさすぎるし、貧乏人をなめすぎ。毎度毎度おなじことをくりかえしているのですから、バブルが崩壊することも、その際には公的資金の投入が不可避であることも、にもかかわらずここまでやりたい放題をさせたままでは公的資金の投入に強い反発が出ることも、ぜんぶあらかじめ予想して制度設計をするのが当然でしょう。否決の結果は悲惨きわまりないことになって、貧乏人をふくめた全員にふりかかることになると思いますが、それは貧乏人を足げにしつづけた罰があたるのですよ。
それにしても、金融自由化の成果って、ほんとになにかあったのかねぇ。デリバティブだの証券化だのいろいろいじってきたけど、資産証券化のオフバラ機能以外は、ひとびとの幸福に役立っているの、みたことないんだよね。誰かかしこい人、教えて。
（10月3日追記）
なお、例の否決の話をこの世の終わりみたいに嘆いているブログをいくつかみたけど、不良債権買取ビジネスをかじってきた経験からすると、今回の資産買取案なんて通ったところで現実には機能しないと思うよ。不動産担保ローンはともかく証券化商品なんていくらで買ったらよくていくらで売れるなんて誰がわかるのかねぇ。資本注入のほうがあとくされがないし公正も確保できるのに、なんでこんなややこしいことするのでしょう。
（10月4日追記）
何とか下院を通ったそうですね。すごく心配されていた方、おめでとうございます。
ところで、不良資産の買取だと、�‐攘�化商品は適正価格もわからなければ最終処理（＝換価）のプロセスも不明、��救済が不要な金融機関が損切り目的で国に不良資産を押しつけたり、救済が必要なところが危ない会社と思われるのが嫌で売りに出さなかったり、あるいは売り出し条件でもめたり…などなど、実際に機能させるのはたいへんでしょうね。
これほどの大金を使うのであれば、金融機関の資産をガンガン査定して、足りない分に引当金つませて強制的に資本注入するのが、いちばんすっきりするうえ、ひごろアメリカ人がグローバルスタンダードがなんちゃらとかいって押しつけてくるやり方にそうはずですが、あわせて時価評価の先送りなんて真逆なことまでして…あいかわらずのジャイアニズム全開ですが、実は、まともにやると75兆円では足りないから、なんてことはないんでしょうね。 |
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絶望家族の長男に、本日在留特別許可が。
従業員をおおぜいやとっているくせに、いつも「なんであんな事件を受けて…」とあきれられる事件に手をだすバカ弁護士。ろくな結果もだせないくせに、社会や国に悪態ばかりつくヘボ弁護士。仕事においまくられているくせに、関西の少年刑務所まで何度も通って、そのたびに「オレってなにやってるんだろ」と自問し、答えがでないままやってきた。「絶望家族」についたブクマにははげまされた。
彼を強制送還するのは不正義だという確信はあったけど、プロのみたてでは可能性は1％もないと思った。ダウン症の子どもの強制送還が取り消されたときも思ったけど、奇跡ってあるんだな。涙がでそうだよ。実際、彼の母に電話で結果を伝えたのだけど、電話のむこうで泣きじゃくっていて、こっちも泣きそうになったので、すぐに電話をきった。
神戸入管のＫさん、ほんとうにありがとう。今日、どうしても結果が気になって電話したら「ああ、あれ、出しておきましたから」って（実務上、入管は代理人に結果を通知することはまずない。）。過去の事例からみても、上に逆らわなければ絶対に許可できない事件だ。Ｋさん、カッコよすぎるぜ。
だいじなのは、これから。14歳からの10年間のほとんどを、少年院や少年刑務所で過ごした彼。貧困、家庭の内外でのすさまじいまでの暴力、移民、深刻な病、祖父母の時代からつづく「貧困の文化」の歴史にからめとられた人生をたてなおすのはかんたんではない。だが、「やっぱりあんなクズは強制送還しないとダメだったんだよ」なんて、絶対にいわれたくない。彼とは、もしビザがもらえたら関東に引っ越すと約束している。くじけそうになったときに、いつでもオレのところに来れるように。
http://blogs.yahoo.co.jp/isikeriasobi/archive/2007/02/17
http://blogs.yahoo.co.jp/isikeriasobi/archive/2007/07/15 http://blogs.yahoo.co.jp/isikeriasobi/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=%D8%F2%B2%F9%A4%CE%BB%FE%B4%D6+ http://blogs.yahoo.co.jp/isikeriasobi/archive/2008/02/10 http://blogs.yahoo.co.jp/isikeriasobi/archive/2008/04/26 |
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あしたの朝日新聞の朝刊に「『地下銀行』の実態は？」という記事が掲載されます。 |
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開設日: 2005/3/12(土)