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井岡“最速王座”へミニマム転出も 26日プロ2戦目

プロ2戦目へ向け、スパーリングを公開した井岡一翔(左)

◆ 同門・宮崎が王座奪取なら主戦場変更 ◆

 26日にプロ2戦目に臨む史上3人目の高校6冠ボクサー井岡一翔(20=井岡)が1日、大阪市内でスパーリングを公開した。国内最速3戦目での日本王座奪取を目指す井岡は、ランク入りをかけて日本ミニマム級7位・松本博志(32=角海老宝石)と対戦する。「判定でもKOでも勝ちに徹する」。ランク入りする勝利が絶対条件になる。

 そんな中、難問が判明した。大阪・興国高からの同僚、日本ライトフライ級9位・宮崎亮(20=井岡)が22日の前哨戦を経て10月、日本同級王座に挑戦予定。宮崎がベルトを巻けば同級を主戦場にする井岡は最大のターゲットを失う。大相撲同様、同門対決はご法度。そこで1階級下のミニマム級、1階級上のフライ級を併せた3階級で王座挑戦の可能性を探ることになった。「動けるか心配だけど落とすことはできそう」と井岡もミニマム級転出を覚悟する。

 鳥取・大山の競走馬トレーニング施設での走り込み合宿を経て心肺機能は強化された。この日も人類の限界心拍数200を超える208を記録。「ステップが軽い」と効果を実感していた。

[ 2009年7月2日付 ]

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