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名付け親は元関脇 右肩上がり、自分でも「笑いそう」

大相撲名古屋場所に臨む吉野改め右肩上り
大相撲名古屋場所に臨む吉野改め右肩上り
Photo By 共同

 大相撲名古屋場所(12日初日・愛知県体育館)の番付に珍しいしこ名が載った。西三段目3枚目の吉野改め右肩上り=大嶽部屋=。変わった形で注目を浴びることになったが「気持ちが前向きになる。周りも笑ってくれるし験がいい」とうれしそうに話した。

 名付け親である師匠の大嶽親方(元関脇貴闘力)は「世の中が不景気だからこそ、こんな名前の力士がいてもいいと思って付けた。人々がしこ名を口にして、みんなが幸せになってくれたら」と説明した。

 明治時代にあったという「凸凹(でこぼこ)」や「おだやか」といったしこ名にも負けないインパクト。当の本人は館内で「右肩上り」と呼ばれることを想像し「僕が相手なら、集中できずに笑いそう」と楽しんでいる。

 173センチ、150キロ。山口県出身。得意は押し相撲。2004年春場所で初土俵を踏んだ。最高位はことし初場所の東幕下48枚目だが、最近1年間は幕下と三段目を行き来している。ありがたいしこ名にあやかって現状を打破したい。「頑張らないと、せっかく考えて下さった親方に申し訳ない」と師匠の思いに結果で報いるつもりだ。

 新たなしこ名で再スタートを切る21歳は「名前通りに番付が右肩上がりになってくれればいい」と奮起を誓った。

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