2009年7月2日 18時45分更新
登下校のときに子どもたちの安全を守ったり、子どもたちが非行に走るのを防いだりする方法について考える会議が、2日、岡山市北区で開かれました。
この会議は子どもたちが犯罪や事故の被害に遭ったり、万引きなどの非行に走ったりすることが増える夏休みの時期を前に子どもたちを守ろうと、岡山県警察本部が開いたものです。
岡山市北区で開かれた会議には、学校や教育委員会、それに警察などの担当者、あわせておよそ80人が参加しました。
会議では、学校や警察の担当者がそれぞれ行っている対策を説明し登下校のときに子どもたちの安全を守るため、警察や学校が、地域のボランティアと連携して見回りを行っていることを報告しました。
また、子どもが非行に走らないようにするため、学校が警察と連携して街頭での補導活動を行ったり、子どもたちに薬物乱用防止を呼びかける教室を開いていることを説明しました。
県警察本部によりますと、少年が被害に遭う犯罪や事故や、少年が万引きなどで補導される件数は、これから9月にかけての夏休みの時期が1年間で最も多いということで、警察では学校や地域の人たちとの連携を強めて少なくして行きたいと話しています。