岡山放送局

2009年7月2日 18時45分更新

池田動物園にシマウマ登場


岡山市北区の池田動物園に2日、広島からメスのシマウマがやってきました。

やってきたのは広島市の安佐動物公園で飼育されてきた2歳のメスのシマウマ「リヨ」です。

「リヨ」は2日、広島から2時間半かけてトラックで運ばれ、池田動物園の新しいおりの中に入るとさっそく元気に走り回っていました。
動物園によりますと、リヨは体長が1メートル80センチ、体重は200キロで、2歳のメスのシマウマとしてはやや小さめだということです。
池田動物園ではおととし、オスの1頭が死んで以来、シマウマがいませんでしたが、来園者からの寂しいという声を受けて、2年ぶりの飼育が実現しました。

2日は一般公開も行われ、さっそく訪れた子ども連れなどが「リヨ」を見ていました。

来園者の女性は「シマウマが来るのをずっと待っていたので見ることができて嬉しかったです。またこどもと一緒に見にこようと思っています。」と話していました。

また池田動物園の忠政智登士副園長は「シマウマがいなくて園が寂しかったけれど、やっときてくれたのでたくさんの子どもたちに見に来てほしいです。」と話していました。
動物園では将来は、オスのシマウマを受け入れ、園内でシマウマを増やしていきたいと話しています。