>HOME http://www.geocities.jp/kesenai_kioku_04/kyoto/main.htm ◆2004/12/04 全国同時証言集・京都──日本軍「慰安婦」被害女性を招いて *以下、送っていただいた広告 〜日本軍「慰安婦」被害女性を招いて〜 午後2時〜(1時30分開場) 場所 京都大学 吉田キャンパス 法経4番教室 案内:http://www.kyoto-u.ac.jp/access/kmap/map1f.htm (法学部・経済学部キャンパスは「本部構内」です) 市バス201・206系統「京大正門前」または「百万遍」下車 料金 一般:500円 学生:300円 18歳以下:無料 お話 李 容洙(イ・ヨンス)さん <李 容洙さん プロフィール> 1928年韓国の大邱(テグ)生まれ。 1944年、16歳の時に「軍服みたいな服を着た男」に連行され、台湾へ。移動中の 船の中で、日本の兵隊たちに繰り返し強かんされる。その後、連れて行かれた先の台湾で、 日本軍「慰安婦」としての生活を3年間強制された。「慰安所」では1日に何人もの兵士の 相手をさせられ、抵抗すると電線のようなもので電流を流されたり、丸太で叩かれたりの 暴行を受けた。「解放」(日本の敗戦)後、しばらくしてから韓国に戻る。 ------------------------------------------------------------------------------------ 主催 全国証言集会京都実行委員会 Eメール:welcomeharumoni@hotmail.com TEL:090−8124−7752 カンパ振込先:郵便口座 00970−8−167088 証言京都 京都トップページ:http://www.geocities.jp/kesenai_kioku_04/kyoto/main.htm 全国トップページ:http://www.geocities.jp/kesenai_kioku_04/index.htm ------------------------------------------------------------------------------------ □日本軍「慰安婦」問題について 日本軍「慰安婦」とは、おもに第二次世界大戦中、強制的に日本軍の「慰安所」という 施設に連行され、性暴力を浮けた女性たちのことです。戦争中、日本政府は政府の 不平不満をそらすため、また兵士が現地の女性を強かんし、それによって性病が蔓延するのを 防ぐため、多くの「慰安所」を設け、朝鮮半島や中国、台湾、フィリピンなど、東アジアをはじめ 各地の女性たちに性奴隷的な役割を強要しました。そこで殺されてしまった女性もたくさんいます。 / 彼女たちの存在は長いあいだ隠されたままでしたが、1991年、韓国で金学順(キム・ハクスン)さん が初めて名乗り出て、日本軍「慰安婦」としての記憶を語り始めました。それ以降、韓国やフィリピン などで名乗り出る女性たちが相次ぎました。日本でも、宋神道(ソン・シンド)さんを始めとして 多くの女性たちが日本政府の公的な謝罪と補償を求めて裁判所に訴えました。 / しかし、それから13年が経った今、彼女たちの切実な訴えは棄却され「軍隊による強制はなかった」 「(被害女性たちは)金欲しさに名乗り出た」など、彼女たちをさらに深く傷つける暴言までもが 繰り返されています。日本社会は、彼女たちの証言によって歴史と向かい合わなければならなく なったにもかかわらず、逆に歴史をゆがめようとする動きを強めています。そのような中で、 公的な謝罪と補償がなされないまま、被害女性たちは次々と亡くなっています。 / つい先日も、韓国で金順読(キム・スンドク)さんというハルモニ(おばあさん)が亡くなりました。 彼女は日本軍「慰安婦」としての自らの体験を積極的に証言し、精一杯活動してこられた方でした。 彼女たちが亡くなってしまった後では、この問題の解決は永遠にありえません。この問題を 解決するために、日本社会に住む私たち一人一人が動き出しましょう。 / □京都実行委員会について 韓国には「慰安婦」被害女性たちが共同生活をおくる、 「ナヌムの家」という場所があります。 去年そこを訪れた若いメンバーが、彼女たちの証言を今聞かなければならないという思いを抱き、 彼女たちによる証言集会を開こうと呼びかけました。よく似た思いを持つ人々が日本各地にいたため、 この証言集会は北海道から沖縄まで、全国9ヶ所(04年8月現在)で、同じ日の同じ時刻に開かれる 全国同時集会になりました。 現在京都では、この企画の呼びかけに応えて10代から80代まで、様々な立場の人々が集まって 実行委員会を構成しています。証言集会けでなく、8月末から11月末まで、学習会や写真展、 映画上映会を始めとする様々なプレ企画も計画しています。 今こそ、私たち自身のためにも、隠されてきた歴史に目を向け、無視されてきた声に耳を傾けるときです。 今しか出来ません。一人でも多くの方のご参加、ご協力をお待ちしています。よろしくお願いします。 ------------------------------------------------------------------------------------ ★プレ企画・連続学習会 次回以降の予定 第3回: 戦後補償(仮) (11月末) ------------------------------------------------------------------------------------ 全国同時証言集会・京都 UP:20041122 |