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死亡説ジョニー大倉が独占激白「悪性リンパ腫を除去」

高須基仁・人たらしの極意

 元キャロルのジョニー大倉が6月6日に肝臓がんで死去した−。そんな内容の英文の怪文書が出回ったのは先週末のことだ。実はジョニーと旧知の仲の私も文書を受け取り、驚いた1人だった。そのジョニーと都内で2年ぶりに再会した。

 「久しぶり、高須さん」

 ジョニーは顔色がややすぐれなかったが、以前より体形がスリムになり、かつての力強い眼を取り戻していた。

 「昨年から本格的にダイエットをして、最大で90キロ近くあった体重が今は70キロまで落ちたんだ」

 急激なダイエットが原因で一時は拒食症になったというが、現在、体調は回復しているらしい。

 「誰が何の目的で、怪文書なんかを…」と顔を曇らせながら、ジョニーはこんなことを口にした。

 「7月12日に渋谷クロコダイルでライブをやるんだけど、キャロルのファンを名乗る数人が中止させようと動いたらしい。キャロルのファンは根強くいるけど、僕個人のファンでもあるとはかぎらない。そうしたよくわからない輩の“暴走行為”かもしれない」

 私が「肝臓は大丈夫?」と聞くと、ジョニーは「悪性リンパ腫を3月30日に放射線治療で除去した。でも、肝臓の話は本当に親しい人間にしか教えていない」と話した。

 問題の文書では、「ジョニーは先祖の故郷の中国の新疆ウイグル自治区で埋葬されている」とも記されていた。自ら在日コリアンと公表し、現在は日本に帰化しているジョニーと中国は無関係と私は思い込んでいたが、ジョニーはこう話した。

 「僕の父の先祖はチンギス・ハンの時代の中国にウイグルから来た奴隷だった。そこまで知ってるのは、キャロルのメンバー、スタッフ、それと、06年から一緒に仕事をしていた同じ在日コリアンのHさんぐらいだ」

 ジョニーによると、H氏はもともと京都でデザイン会社を経営し、ジョニーを慕って、プロダクションも作ってくれた。

 が、H氏の事業がうまくいかず、その影響でジョニーのプロダクションも昨年倒産。ロスで録音した未発表アルバムの版権も「借金のカタ」に取られてしまった。

 「僕の集大成。日本ロック史上の金字塔になり得る」という自信作だけに落胆は大きい。H氏とは弁護士を通じて話し合いを続けているという。

 −−ビジネスといえば、昨年から噂されていたキャロル再結成の話は?

 「僕と矢沢(永吉)を取り持つ人物がいて、巨額なビジネスプロジェクトになるとの試算もあった。解散した日比谷の野音で、そろいの革ジャンを着て会見する案まであったけど、その人物と矢沢がもめたらしく、頓挫した。しかも僕と矢沢は直接話し合っていない」

 キャロルの権利をめぐって矢沢サイドとゴタゴタが起きた03年発表の自叙伝「キャロル夜明け前」の「続編」を発表する計画も出版関係者と話し合っていたが、今年に入って連絡が取れなくなっているという。

 「ビジネスは不得手でも、キャデラックが似合うロックンローラーはジョニー大倉しかいない」

 そう自負するジョニーは「『かっこいいジョニー』に戻りたい」との思いで努力を続けてきた。激しいダイエットも、その現れだ。

 ぜひ12日のライブでは“死亡説”を吹き飛ばしてほしい。そして、私は「キャロル夜明け前」の続編をプロデュースし、捲土重来を願って、「キャデラック」の夢をかなえてあげたい!!(出版プロデューサー)

 ■高須基仁の“百花繚乱”独り言HP=「高須基仁」で検索

ZAKZAK 2009/07/02

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