無差別に技術をついばむ鳥

情報処理技術全般を気まぐれにつつくゆるいブログです

書籍をつつく103−はじめて読む486。OS開発者の必携書♪

さっき紹介した本と一緒に読んで欲しい本があるピヨ♪本当はもっと早く紹介したほうがいいんだけど、紹介したと勘違いしていたピヨ。てへ❤みんな知っていると思うけど、ボクおっちょこちょいなんだ。
はじめて読む486―32ビットコンピュータをやさしく語る
目次はええっと・・・


【目次】
1 プロローグ
1.1 486のパワー
1.2 オペレーティングシステムサポート機能のパワー
1.3 32ビットパワーの体験

2 486の履歴書
2.1 486の位置づけ
2.2 486のアーキテクチャ
2.3 486の操り方
2.4 486のレジスタ
2.5 486の32ビットアーキテクチャ

3 オペーレティングシステム
3.1 オペレーティングシステムの役割
3.2 プロセス管理
3.3 メモリ管理
3.4 特権レベルと保護機能
4 プロテクトモード
4.1 プロテクトモードへの移行
4.2 リアルモードへの移行
4.3 モード移行プログラム

5 セグメント
5.1 セグメント
5.2 リアルモードのセグメント
5.3 プロテクトモードのセグメント
5.4 プロテクトモードのセグメント方式の
   動きを確認するプログラム
5.5 32ビットセグメント

6 保護
6.1 保護機能
6.2 特権レベル
6.3 ゲート
6.4 動作レベルの移行を実験する

7 割り込み
7.1 割り込み
7.2 ハードウェア割り込み
7.3 例外割り込み
7.4 割り込み処理
7.5 ハードウェア割り込みを確認する

8 タスク
8.1 タスク機能

9 ページング
9.1 ページングとは
9.2 ページングの仕組み
9.3 ページングのプログラミング

10 セキュリティ
10.1 オペレーティングシステムのセキュリティ
10.2 タスクのセキュリティ

11 仮想8086モード
11.1 仮想8096モードのしくみ
11.2 MS−DOSと仮想8086モード
11.3 仮想8086モードを体験

12 DOSエクステンダーとDPMI
12.1 DOSエクステンダー
12.2 DPMI
12.3 32ビット対応コンパイラによる
   プロテクトモードプログラム開発

13 486応用プログラミング
13.1 メモリマップトファイル
13.2 I/Oモニター
13.3 486とオペレーティングシステムの将来


ふぅー。目次を打つの疲れたピヨ。Amazon目次が足りない事が多いから苦労するピヨォ。それはさておきレビューモードへ移行するピヨッ♪目次を見たら大体の事は分かると思うけど、この本は IntelプロセッサにてOS作成をする際に必要な機能を紹介した良書ピヨ。これほど役に立つ本は中々ないピヨ♪OSを作ろうとする日本人は必ず持っていると思う。OSを作らない人でも知っておくと ネイティブプログラミングでのデバッグ能力が向上したり、 デバッガを作る際にも有効だったりと意外と応用範囲が広い良書ピヨ♪
解説しているサンプルの環境が古いのが難点だけど、価格が安いし持っていて損をする事がないと思うよ♪この本かなり古いから、そろそろ64ビットバージョンの新版が出ないかな♪出たら必ずボクは買う。
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この記事のコメント

 最近のCPUのはシンプルに解説がまとまらないのでなかなかでないと思います。
 あとこの本タネンバウム先生のオペレーティングシステムを先に読んでいれば必ずしも必読本ではないですね。
 タネンバウム先生の本で挫折した人には良い本だと思います。
2009-04-21 Tue 02:26 | URL | 長月葵 #sZpm1ECI[ 内容変更]
あおいたんコメント有難う♪

>あとこの本タネンバウム先生のオペレーティングシステムを先に読んでいれば必ずしも必読本ではないですね。

おおー。
私はタネンバウム先生の本よりも先にこの本を読んでいたので気付きませんでした。
言われて見れば確かに、モダンオペレーティングが理解できれば必要ないかも♪
2009-04-21 Tue 08:33 | URL | インドリ #-[ 内容変更]
>言われて見れば確かに、モダンオペレーティングが理解できれば必要ないかも♪

おっと間違えた。
オペレーティングシステム設計と実装も加えておこう。
あのソースコード理解できたら必要ないっす。
2009-04-21 Tue 08:44 | URL | インドリ #-[ 内容変更]
> IntelプロセッサにてOS作成をする際に必要な機能を紹介
この時点で良書と思えないw
だってOSの機能・実装とCPUの機能は分けて考えるべき物だから。
WinNTだってLinuxだってBSDだってT-Kernelだって近年のOSは大概マルチプラットフォーム対応してる。それが特定のCPUべったりってのはねぇ…
あと、Intel CPUって書き方には違和感があります。x86ですよね?
Intel/AMD/VIA/Transmeta(はまぁいいけど)
どのメーカーのx86でも有効な情報なんじゃないですか?
# 個人的にはx86をIntel CPUと呼ぶのであればx86-64はAMD CPUと呼んでほしい。64bitはIntelの方がAMDの互換になるから。

>> あおいたん
> 最近のCPUのはシンプルに解説がまとまらない
実行の効率化を考えると確かにそうですが、x64の解説とx64モードへの移行部分さえ解説すれば十分でしょう。どのみち殆どはC/C++で書く訳だし。

64bitOSはILP64かLLP64かが悩ましいところ…個人的にはLLP64の方がいいんだけど。intに64bitは要らないなぁ。過去の資産もあるし。
2009-04-21 Tue 09:26 | URL | あんどちん #-[ 内容変更]
あんどちんさんコメント有難うございます。

>この時点で良書と思えないw

えぇー。ちょっとショックです。
でもまぁ、仰るとおりでマルチプラットフォームの解説をしてくれた方がOS実装には有効ですね。
といってもべったりな部分もないと実装できませんので、
こうなったら、全プラットフォームのOS関連機能を紹介してくれる本を誰か書くか、
それぞれのプラットフォームの猛者が個別にこの手の本を書いて欲しいです。
ちなみにボクはx86しか知りませんorz


>x86ですよね?

そうですw
CodeZineの連載でIntelCpuオブジェクトを作ったものだからついついこう書いてしまいましたwww
以後気をつけます。
2009-04-21 Tue 10:11 | URL | インドリ #-[ 内容変更]
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