無差別に技術をついばむ鳥

情報処理技術全般を気まぐれにつつくゆるいブログです

ネタつつき32ープログラミングとシステム構築

日本のIT産業は空洞化が叫ばれて久しいので、今回はプログラミングという行為の重要性について書きます。みなさんプログラミングしていますか?このブログを読むような人はきっとしていると思います。しかしながら、世間一般ではどうやらプログラミング離れが進んでいるようです。単独でシステム私はチームで仕事した時にそれを肌で感じます。
先ず最初は上流の話しから入ります。上流で注文を請け負う人達はシステムの変更を納期の修正も無く容易に受け入れてしまいます。こうした人はプログラミングの経験がないか、指揮している上司が無知なのでしょう。このケースは真に簡単なデスマーチ開始合図であり、この時点で利益が見込めません。納期が変更されないという事は、成功率の低下および、人月単価を止めないこの業界では経費上昇/収益低下を意味します。おまけにメリットがありませぬ。安請負がエンドユーザーの信頼を得るという人がいますが、実際にプロジェクトが破綻して喜ぶお客はいますか?おお、何ということでしょう・・・私はこの手の行為に「仕事は慈善事業じゃない」という言葉を贈ります。他にも枚挙に暇がありませんが、これ以上言っても不毛なので上流のプログラミング離れについてはこれぐらいにしておきます。
上流の不備は分かりやすく何時もの話しなのでよいのですが(本当はよくないけども)一番の問題は下流でもプログラミング離れが進んでいる事です。この業界は不思議な事に、IT用語とやらを並べ立てて雰囲気で警戒心が薄いエンドユーザーを騙して自分は何もしない方が簡単に儲かりますので、誰も儲からないプログラミング(実作業)をしなくなったようです。みんなで仲良く空理空論を言っていた方が儲かるのでからこの現象は当然の結果だと思います。こうなってしまえば只の詐欺団体だと思うのは私だけでしょうか?こういった背景を踏まえて、改めてシステム構築におけるプログラミングの意味について改めて考えます。
情報システムは最終的にプログラミングを行わなければ、どれ程書類を書いてもそれは絵に描いた餅です。誰かがそれを実装しなくてはなりません。しかしこの業界ではこの行為が実装=作業という先入観から、プログラマ=単純作業員と看做されて軽視されています。敢て厳しい事を言いますが、皮肉な事にこれが現実にものとなっております。というのも、企業が作業員としての教育を施すので、本当の意味でのプログラミングが出来る人が希少になっているからです。本当のプログラミングとは、各種書類を見て、そのまま単純にキーボードを叩けばいいというものではありません。
本当のプログラミングとはシステムを具象化する行為なのです。ただキーボードを叩くのではなく、プログラムを打つたびに脳内でどのように動くかイメージしつつ行う必要があります。というのも書類は完璧なものなぞ存在しないからです。どこかで判断しなければなりません。すなわち、プログラミングと設計は表裏一体なのです。本当にプログラミングをするという行為は設計を詳細化する事を意味しています。つまり、本当のプログラマは設計も出来て当然であり、そもそもSEなどという肩書きがある時点で可笑しいのです。設計が出来ない時点で本当のプログラミングではないのですから、一々SEなどというものを作るのは、料理が出来る料理人と料理が出来ない料理人を設定するのと同じ行為です。昨今はそれがさらに進化して、料理が作れないけども語れる料理人しかいないわけですから喜劇という他ありません。料理が作れないコックしかないレストランに行く意味はありますか?
以上でプログラミングの重要性が再認識できたものと思います。エンドユーザーから詐欺団と認定されたくなければ、そして本当に情報システムを売りたいのならば、兎に角プログラミングを学びましょう。売りたいものを作る。それは当たり前の行為ですから役職に関係なく、情報産業に従事するものは皆プログラミングを学びましょう。
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