無差別に技術をついばむ鳥

情報処理技術全般を気まぐれにつつくゆるいブログです

中の人の徒然草117

メリー・クリスマス♪カチッ♪カチッ♪キーボードがなる〜♪へい♪
おはようございます。そして、おめでとうございます(何が?)クリスマスですね♪
私は宣言どおりコンパイラを実装しながら祝います♪聖夜はやっぱりこうでなくちゃ♪
去年はOSを実装しながらすごしました♪
Rubyで作る奇妙なプログラミング言語 ~Esoteric Language~
が今日届く筈なので、もうわくわく♪どきどき♪しています。
現在所有しているコンパイラ本と併せて読む時が待ち遠しいです♪
思わずロマンチックに浸ってしまいます♪


白き氷粉は町を白色に染めると言いたいところだが何も降ってこない。
私が幼き頃は白銀の世界となったが、異常気象とやらでこないのだ。
私にはそれが、人の心こそが異常になったのだと感じる。
今年振り返れば色々な事件があった。
毎年事件は起こるものの私には何かが違うと感じる。
職業病かもしれないがあらゆるシステムの崩壊音が聞こえるような気がする。
クリスマスはせめて雪がそれを覆い消してくれればいいのに・・・
いや、現実から目を背け続けた結果がこれなのだろう。
バグは無視していると日ごとに酷くなる。
特にバグの上にコードを書き連ねれば余計に酷くなる。
これこそが日本の今なのだろう。

ふと道端に目を向けると、名前の知らない花が枯れていた。
少し胸が切なくなる。この花がここに生きていた事を何人が知っているのだろうか?
この花は誰にも存在を知られないまま、疑問に思わず必死に生き抜いたのだろう。
そう考えるとその花が気高いものに見える。
「私もそうありたい」自然とその言葉が頭に浮かんだ。

今度は山々に目を向けた。私は小さい頃から山が好きだ。
山は四季折々いろいろな顔を持っている。
自然が生んだ芸術作品だ。
しかし、その山ですら変貌した。
木が伐採され、禿山になってしまっているので色が無いのだ。
こんなところにも現代の異常さが此れでもかと現れている。
何故我々はもっとはやく気付かなかったのだろうか?

人がやけに多い雪すらないのに。きっと職を失った人が町を漂流しているのだろう。
その目は空ろで希望の光が無い。しかも、常に何かに苛立ちを覚えているようだ。
その歩みも荒々しく、風景を楽しむ心の余裕も何も無い。
足元も見ずに雑草を踏みつける。そうやって人は何かを犠牲にするのだろう。
改めて思えば、この異常な無職者の増加もその心がもたらしたのに違いない。
毎日食べて、寝て、笑って、泣いて、仕事して、
生きているだけで幸せだと言うのに・・・
あれもこれも欲しいと欲望の限りを尽くした結果がこれなのだ。
先ほどの誇り高き一輪の花と比較すら出来ない。
勝ち組、負け組みなどといった言葉を誰が考えたのか知れないけども、
敢て言うのならば、死んでいく名も無き花は勝ち組で、
我々人類こそ負け組みなのだろう。

ふと外に繋がれている犬と目が合う。
互いに笑顔で視線を交わす。心が温かくなる。
野良猫がのんびりと日向ぼっこをしている。
また互いに視線を交わす。今度は心が弾む。
家に帰り、家族とたわいも無い会話を交わしてから、猫達と遊び、
何時もの様にただひたすら情報処理技術を学ぶ。
この上ない幸せを感じる。私にはお金も仕事も無い。
しかし、他人がどのように評価しても私は幸せだ。
何がという明確な理由も無い。ただ生きているだけで幸せなのだ。
きっと幸せは誰でも持っている。でも人は幸せを見ようとしないのだ。
遠くの欲望こそが幸せだと考えているのだろう。
他者を不幸にして得た金も贅沢品も地位も名誉も所詮薄っぺらい物なのに・・・
何故そんな単純な事を多くの人が気付かないのだろうか?

今年のクリスマスは中身の無い空騒ぎしないで、
今ある幸せに感謝するとよいと思います。
本来クリスマスとはそうあるべきなのでは無いでしょうか?
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