ネタつつき12−技術系会社のあるべき姿2008-12-04 Thu 08:51
ここ最近私は予暇に、現状の開発手法とこの業界の現状について考えていました。その思考過程の中で様々な疑問が私の脳裏を過ぎりました。「開発者の教育体制はどうあるべき?」、「報酬はどうあるべき?」、「開発工程は今の区切りでいいの?」、「開発プロセスはアジャイルでいいの?」・・・
結論を先に述べると、視野の広さとリレーショナルが足りないと私は考えました。それが何を意味するかについては後のお楽しみにしておき、思考過程に沿って書きます。
わんくま同盟でくつろいでいる時耳にしたのですが、どうやら昨今は新人教育が迷走し、開発作業にも歪みが生じているようです。以前私は護送船団方式を批判しましたが、どうやらこの問題の根源はかなり複雑なようです。私は職人気質なので知りませんでしたが、自分で訓練をしない人が多いらしいです。技術者は腕が命です。ですからそんな事をする人が居るとは夢にも思いませんでした。全くの想定外です!その様な状況では、護送船団方式が生まれるのは必然だといえるでしょう。 他にも昨今の短期利益を求める企業のあり方は目に余るものがありますし、それに追い討ちをかけるように、ブラック企業は横行しています。とにかくこの業界には問題が多すぎます。本来我々は技術系である事を見失っているように私は思えてなりません。 技術系といえば多くの人が思いつくのが、職人と徒弟制度でしょう。私の様な職人気質の人間にとっては理想の体制です。しかし、冷静に考えると今はもうそんな体制が通用しない世の中になってきました。何故ならば、経営者と職人が同一人物でない事が多いからです。いうなれば、個と特化の時代といえるでしょう。確かに個を高めれば、経営専門の人が居ることは必然であり、実際に効果も高いと思います。情報処理技術が分化しているのと同じ現象といえるでしょう。これは科学を考えれば一目瞭然です。何らかの技術や知恵が進化したら分化や特化が起こるのです。人間の知力は有限なので仕方が無いことなのでしょう。 でも現実をみて下さい。何か良いことがありましたか?相次ぐ食品偽装や耐震偽装等の企業犯罪、リーマン破綻による不景気の到来・・・逆に昔の方が良かったのではないでしょうか?かといって、先ほど言ったように、特化は良いことであり悪いことではありません。昔の職人堅気は通用しません。邪悪な詐欺師どもの餌食です。ではどうすればいいのでしょうか? 私は情報処理技術者なので情報処理技術でこれを解決しようと考えました。情報処理技術は最強の学問だと私は信じています。情報処理技術に基づきこの現象をデバッグをします。その為には先ずは大まかな商売の流れを考えます。我々の商売は基本的に、受注→仕様決定→設計→実装→運用→受注・・・の流れに沿っています。この流れと既存のプロセスを比べて見ましょう。何かが足りません。そう、受注にあたる部分が足りないのです。よく考えれば皆様も同じ結論に達すると思いますが、開発はお金儲けが出来なければ意味がありませんので、開発プロセスだけが仕事の全てではないのです。ここが歪みを生じていると私は考えました。開発だけ考えていればいいというのは開発者の驕りです。経営者も営業マンも全てを巻き込まないことには机上の空論です。 次に私が考えたのは開発と経営のライフサイクルです。昨今は短期利益を求める風潮があり、教育が切り捨てられますが、本来商売とはお客様を飽きさせてはなりません。次の商品を買っていただかない事には商売がなりたちません。そこで考えなくてはならないのは開発者の教育です。ドッグイヤーな情報産業では特にこれが重要です。従来の様に遅いサイクルの商売はもう通用しません。常に開発者達が進化せねば情報産業で商売は出来ないのです。そこで登場するのが職人の徒弟制度と傭兵システムです。徒弟制度は古いと書きましたが、教育問題にかけては最高の解決方法です。新人はプロへと自然と鍛えられますし、これがちゃんと機能していれば技術継承の問題さえも解決できます。そこで問題となるのが経営者が情報処理技術を知らない事です。真に不思議な事に、知らないものを売る行為がまかり通るのです。これが偽装やデスマーチをなどの人災を生むと私は思います。これでは古きよき徒弟制度は維持できません。その解決法は傭兵化するすることです。何も馬鹿経営者に付き合う必要はありません。優秀な経営者と開発チームごと契約すればいいのです。そして、ブラック会社情報は開発者同士で共有すればバッチリです。 しかしそれだけで万事解決というわけではありません。経営・開発・お客様間のインタフェースが大事です。その関係をデザインしてみればいいのではないでしょうか?残念ながら私は現在思いつきませんが、経営と開発などのインタフェースが正しく定義できれば、それはより近代的な開発手法を生むと私は思います。 |
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