無差別に技術をついばむ鳥

情報処理技術全般を気まぐれにつつくゆるいブログです

中の人の徒然草84

本日はCodeZineの執筆に手こずっておりました。バイナリプログラミングはどうしても地味で単調になりがちです。バイナリプログラミングは準備がかなり必要になりますが、実のところハッカーの技に通ずるものであり、伝えていかねばならない技術だと考えております。しかしながら昨今は、開発ツールでペタリと作って終わり。というのが流行な様です。この判断は毎日出版される本を確認し、その主t別と内容を目次を読んで判断しました。長年本ばかり見ていると、目次や始めの書き出しで大体の内容がわかるのです。それにしても昨今の本は技術臭が無さ過ぎる!。もっと、OS実装、DBMS実装、XMLDBMS実装、プロトコル実装、CPU解説本、CLR実装本、JavaVM実装本、ハードウェア実装本などの技術集がプンプンする本があってもいいはずです。フレームワーク、開発ソフト頼りの本などばかりでは専門書の名が泣きます。素人でも開発ソフトを使用すれば出来る事を解説して何が専門書なのでしょうか・・・それに比べ古本は凄いものがたくさんあります。これを鑑みれば、良書がどれだけ廃刊になっているのかと思わずには居られません。
私はこの業界を杞憂しています。というのも、薄い専門書が売れるということはそのレベルの技術者が多いという事ですよね?もし、業界内に熟練技術者たちが現役で居ればさらなる高度な本が売れるはずです。そして、それら技術者がちゃんと技術継承していれば薄本など必要なしとなる筈です。それだけ、技術を売り物にしている会社が、技術を軽視している傾向が感じられます。私ならば、自社の売り物を軽視する会社の商品は購入したくないですね。
これはこの業界だけの話しではありません。皆様も日ごろの生活を思い返してください。店のサービスの品質が下がっていませんか?レストランの料理の味が落ちていませんか?配達がいい加減だったりしていませんか?会社の対応に怒った事はありませんか?・・・私はどうも日本全体の質が落ちている感じられてなりません。そりゃ、努力をせずに悪い品質を高い価格で売れば一番儲かるでしょう。しかしその先の未来に希望が持てますか?毒が入っているかも知れない料理が食べれますか?いつ脱線するかわからない電車に乗れますか?すぐ落ちる飛行機に乗れますか?銀行の残高が勝手に変わる銀行を利用したいと思いますか・・・
これ以上言うと年寄りの愚痴になるので止めます。私はよく意見が年寄りくさいって言われるんですよね。でも、詐欺的行為で儲けたいとは人として思いませんし、安心して食事も食べれない、外出も出来ない危険な国に住みたいとは思えません。この意見は年とは無関係だと思います。生物として当然の考えだと思います。
今日は日記らしくありませんがこれでブログを終えます。また明日会いましょう!
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