無差別に技術をついばむ鳥

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ネタつつき3−C/C++の将来性についてと職人的技術者の将来

ネタ元C++の将来と他の人達の記事。
C++Dayの時から気になっていたのですが、皆様は技術者の質の問題を忘れていると思います。おそらく、これらの記事を書いている人達は技術力の高い人なので、低い技術力しか持たない人の問題を考えていないのだと思うのですが、C++の将来と職人的技術者の将来が同じ道を歩むという重大な問題があると思います。
C++という言語は正直に言って技術者に負担を求める言語だと思います。しかし、私はそれをもって初心者や人に厳しく悪影響をもたらすとはとても思えません。 もちろん、使いやすい言語が流行になるという事実は変わらないと思います。他にもセキュリティ的な問題もあるでしょう。しかしながら、一番の問題は技術者の怠慢を生む事に他ならないと私は考えております。
C++はシステム言語であり、メモリも(大半は)技術者が意識せねばなりませんし、CPUやOSに関する知識も要求されます。そして私も嫌な気分になった時があります。でもそれでいいのです。人がPCに合わせるのはナンセンスという謳い文句がありますし、それも一抹の真理だと思います。しかしながら、プロが素人と同じレベルでものを考えていいのでしょうか?人間は怠ける生き物ですから、甘やかせば絶対に技術力が落ちます。そしてそれはもう目に見える形で表れていると思います。
私はまだまだひよっ子なので余計にわかりますが、熟練の技術者達が持った技術力は既に失われつつあり、技術者の非常レベルが既に下がっております。C++は得意分野に生きればいいという意見もあり、それにも納得しますが、その代償はあまりに大きいと思います。 仮想機械上の言語が流行っていますが、その上に甘んじて生きてしまうと、真の電子計算機がわからなくなります。こう書くと、仮想計算機を学習すればいいという意見も出るかと思いますが、抽象化された機械であり、本物ではないという事を忘れてはなりません。それに、本物の機械を知らずとして仮想計算機を理解する事が可能なのでしょうか?私はとてもそうは思えません。私自身が、仮想計算機・OS・コンパイラ・DBMSなどを学習しているのでそう断言できます。具体例を一つ上げると、JavaやCLRの仮想計算機はスタックベースでレジスタがありません。レジスタなくしてCPUを理解できるとは思えません。
長くなりましたのでそろそろまとめます。C++のような言語が衰退する事は職人的技術者(真のプロ)の衰退も意味すると私は考えます。これは深刻な問題であり、そのまま放置していい問題とは思えません。何故なら、技術力がない技術者ならば人工知能付きコードジェネレーターで代替可能だからです。 技術者が怠けるという方向性は、技術者の存在価値を否定する行為に他ならないのではないでしょうか?
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2008-09-01 Mon 10:20 東方算程譚
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