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アルゴリズムの方法論をつつく0−選択法。何を選択するの?

このシリーズは、いくつかの整列アルゴリズムの中から選択法に狙いを定めてつついていくピヨ。 整列アルゴリズムの選択法の考え方は

要素の中から一番小さいものを順番に選んで並べていけば整列出来る

というものピヨ。整列の中では一番簡単な考え方だね♪ シンプル・イズ・ベスト! 整列する要素が少ない時威力を発揮する方法ピヨ。 もっと具体的に言うとこんな手順のアルゴリズム方法なんだ。


    【手順】
  • 1番目に1番目〜最後までの中で一番小さい値を置く。
  • 2番目に2番目〜最後までの中で一番小さい値を置く。
  • これを最後まで行う。


箇条書きは面白くないから物語で説明するピヨ。


ある小学校では、子供達を背の高い順で並べる習慣がありました。 でも新人教師田中は困り果ててしまいました。 というのも、まだ幼い子ども達は落ち着きがなくて走り回っているからです。この状態で、どうやって整列させればいいのだろうか・・・新人教師田中はついには頭を抱えて座り込んでしまいました。
すると、ニューヨークから特別講師としてやってきている山田さんがやって来て助けてくれました。
山田「そんなのソートアルゴリズムの選択法を使えば簡単よん。あちきに任せて♪」
山田「まずお円を書くわん♪次に、紐付きの番号札を用意してえん。」
田中「分かりました。」
(暫くたって・・・)
田中「用意できました。」
山田「遅いわん。そんな事じゃあちしきのハートをゲッツ出来ないわん。」
田中「それは結構です。それで、次は何をすればいいのですか?」
山田「次はねぇん。一番背の低いチャイルドを見つけて、捕まえればいいわん。」
田中「はぁはぁ、子供ゲッツだぜぇ。」
山田「・・・。PTAに怒られるわよよぉん。じゃあ、一番小さな数値の番号札をその子の首に吊るして、あっちの円内に生かせればいいわよん。そこの坊や、あっちの円に行って!」
子供「うわぁ、オカマ怖ぇー。逃げろー!」
山田「まったく。どういう教育をしているのやら・・・。礼儀がなっていないわ。田中坊やこれを繰り返しなさい。」
(1時間後)
田中「はぁはぁ、ぜぇぜぇ・・・・・・全員あっちの円内に行かせました。」
山田「OK!じゃあ、チャイルド達、あちきの話しを良くお聞き。番号札どおりに並びなさい。」
田中「おおー。子供たちが整列している・・・流石ニューヨーク帰りの山田さんです。感激しました!」
山田「オーバーねん。ったく、こんなことで教師が務まるの。いい、今晩私がみっちりと個人教育してあげるわん(ハートマーク)」
田中「・・・・・・・・・遠慮しておきます。」


本当はずっと整列させておくんだけど、イメージとしてはこんなものだよ。うーんシンプルー。このアルゴリズムは初心者にもってこいの題材だと思うピヨ。基礎を舐めちゃ駄目だピヨォッ!こういった 基礎的でためになるアルゴリズムをつつく事が上達への道 ピヨね。アルゴリズムはこんな風に インパクトのある物語で覚えよう そうすれば、物事全てをアルゴリズムで考えられるようになるピヨね。
※一部誇張表現が含まれています。
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