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救命救急センター開設 石巻赤十字病院 県内5ヵ所目

看板の除幕式で開設を祝う関係者

 宮城県石巻市の石巻赤十字病院が1日、症状が重い救急患者を24時間体制で受け入れる救命救急センターを開設した。

 同病院であった開設記念式典には三浦秀一副知事、石巻市、東松島市など周辺自治体の関係者ら15人が出席。飯沼一宇院長が「県内では5番目、石巻地方では初のセンターとなる。地域住民の健康の安全、安心に役立ちたい」とあいさつした。

 センターは、病床10床、専従・専任の医師計4人、看護師37人で運営し、石巻、登米、気仙沼地区(人口約32万4000人)をカバーする。

 高度、専門的な医療を提供する3次救急医療体制に位置付けられる救命救急センターは、県内で仙台市と大崎市の計4病院に設置され、石巻地区は空白域だった。

 石巻赤十字病院は2006年の移転新築時に、既に施設を整備し、年間約3900人の救急搬送患者を受け入れている。医師の確保ができ、センター開設が実現した。


2009年07月02日木曜日

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