メモ8
「外務省の佐藤元分析官、有罪確定へ 最高裁が上告棄却」
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090701AT1G0101I01072009.html

第一報を聞いて最初に思ったのは、これが出る前に提訴しておいてよかった、ということである。この決定に便乗した、と映ったら嫌だから。

もう一つ思ったのは、左派ジャーナリズムは、ますます陰謀論的傾向を強めるだろう、ということである。

小沢一郎の秘書逮捕についての、まるで三権分立を小学校で学ばなかったかのような「国策捜査」の大合唱には唖然とさせられた。左派ジャーナリズムの人々(編集者や書き手)は、今回の佐藤の上告棄却についても、この決定が「国策」だ、といったキャンペーンを張るだろう。これまでの自分たちを正当化するためにも、それは必要であろう。

その結果、ますます何なのかよく分からないものになっていくと思う。読者層の離反も出版不況ももういいから、行けるところまで突撃、といった感じか。

by kollwitz2000 | 2009-07-02 00:00 | メモ
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