Ca va?

「そんなの不可能だ」

そう後ろ指を差される選択を

「もっと利口に生きれば良いのに」

そう諭されても、自分を曲げられない不器用さを

「けど、あいつ見ているといいんだよ、なんか。」

そう想われる真直ぐな生き方を。

うん。大丈夫さ。

この風車は動いていたんだったか
そうでなかったか。

風に動かない風車なんて風車なのか
そうでないのか。

そこにあるだけで絵になるのだから
全てを物語っているか。


そういえば風に靡くように生きているけれども
ときどき、どうして風向きがそっちかなぁーと悩ましい。

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ふらりと向かったParisのMontparnasseにて。

結果が成功か失敗かは私が判断するところじゃないし、
そんなものに興味はない。

ただ時一時を導くために自分と向き合い、
簸たすら奉げること。
それが私の役割であると思うのです。

この季節は頗る太陽が輝いて緑が煌く。

奔ると広がる景色。

For as long as I can remember,
I've been searching for some reason why we're here
what are we doing here, who are we?
If this is a chance to find out even just a little part of that answer,
I think it's worth a human life, don't you?" 　　　　　　　　　　　　　　　　　

Ellie Arroway in ``Contact"

サボっていた自分をひとつひとつ片付けたら
ようやくスタートラインに戻れた気がする。

これからも長い。
ゆっくり急ごう。

希望は絶望の境地に芽生える。不遇を糧にして育つもの。

印刷の香りを纏う美しい新書を捲るより
古紙の馨を放ち手垢で汚れた書物を紐解くより
自分のペンを奔らせて辿りつく答えも少なくはない。

道はどこまでも続く
急いでも途中で息切れして休めば
案外、変わらない。

自分の足で
自分の心持で
先に進めば良い。
それでいいのだから。