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幻冬舎新書
旧かなづかひで書く日本語

萩野 貞樹【著】
幻冬舎 (2007/07/30 出版)

229p / 18cm
ISBN: 9784344980471
NDC分類: 811.56

価格: ¥798 (税込)
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詳細

私たちが日頃使う「新かなづかい」は、ほんの六十年ほど前に制定されました。
それまで日本人に使われてきたのは「旧かなづかい」。
歴史の中で長い時間をかけて洗練された旧かなは、合理的で美しい。
また語源や意味も正確に伝わり、実は新かなよりはるかに使い勝手がいい表記法です。
「このあひだはありがたう」「では七時に会ひませう」「きのふから雨が降つてゐる」―ふだんの手紙や日記を旧かなで書いて、あなたも日本語の美しさを味わってみませんか。
言葉が心にしみ入ります。

第1章 今日から使へる旧かなづかひ
第2章 声に出しておぼえる活用
第3章 正しい五十音を知つてゐますか
第4章 新かなに改変の罪は重い
第5章 舊字、いや正字はカッコいい
第6章 国語を壊さうとした人たち

「このあひだはありがたう」「きのふから雨が降ってゐる」──私たちが日頃使ふ「新かな」よりも洗練され、使ひ勝手もいい「旧かなづかひ」。本書でその基本をおぼえて日本語の美しさを味はひませう。

著者紹介

萩野貞樹[ハギノサダキ]
昭和14年秋田県生まれ。一橋大学卒業。元産能大学教授。専門の国語学のほか、和歌論、神話論、日本語系統論など幅広い分野で執筆活動を行う。敬語の用法を独自の視点で分析した「ハギノ式敬語論」は、「正しい敬語がすぐ使えるようになる」と高く評価されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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