父親が名誉会長を務める大手スーパーのイオンに便宜を図ったかのように出版本で書かれ、名誉を傷つけられたとして、民主党の岡田克也幹事長が自民党職員の田村重信・政務調査会調査役に損害賠償などを求めた訴訟の上告審で、最高裁第2小法廷(今井功裁判長)は26日、田村調査役の上告を退ける決定をした。
岡田幹事長の請求を棄却した一審判決を変更し、名誉棄損に当たるとして110万円の支払いを命じた二審東京高裁判決が確定した。
二審判決によると、田村調査役は2007年に出版した「民主党はなぜ、頼りないのか」で、岡田幹事長が旧通産省官僚時代、イオンに便宜を図った疑惑があると指摘した。
(共同通信社)('09/06/26 無断転載禁止)
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