今度は改造後の画像。
シャッタースピードを固定してデジカメで撮影してみた。
カメラのCCDに記録される光の量で、明るさの違いがわかる。
改造後の最大輝度。実際はもっと発色が鮮やか(異常なほどw)。
改造後の最低輝度。元の発色のまま、階調が削られずに明るさが落ちている
*パネルの色を変えるわけでなく、明るさを変えるだけの改造ですので
色の傾向が変わるということはないです。まともな色が出るようになったら処分し(ry
Samsung
LTM240CS05 Brightness MODのやり方
まず仕様書を読もうw
カタログスペックを掲載している一部韓国メーカーが涙目になる
本当の数値が掲載されてますw
Samsung S-PVA
LTM240CS05
LG IPS
LM240WU2-SLA1
仕様書を見てわかるとおり、
13PINの電圧を変えると連動して輝度が変わります。
LTM240CS05の場合は、PWM Dimming
Dutyを100-30%まで調節可能で
0Vが30%、3.3Vが100%の目潰し400cd/m2となっています。
また、カラフルなケーブルの25pinを0Vに落とすと
ダイナミックコントラストがONになります。
ダイナミックコントラストという機能は、
明るいシーンでは輝度を最大に上げ、白を白く、黒は浮かせ、
暗いシーンでは輝度を落とし、黒を黒く、白をくすんだ色にし、
その落差をコントラスト比と書いているだけなので、
1フレームで表現できるコントラスト比自体は上がりません。
本物の情報弱者だまし液晶専用機能ですねw
まあ、マジキチカタログスペックの液晶のように
DCR
20000:1とかにするわけでないので、
映像は破綻しにくいと思いますが、OFF推奨。
回路について
一番楽な方法でおすすめなのが
・元々DIMに入っている3.3Vのレギュレータ出力の電圧を利用し、抵抗分圧する方法
これだと、3.3Vを超えることがないので安心
次におすすめなのは
・5Vのレギュレータ出力を利用し、3.3Vから0Vまで調整できる設計。
基本的に液晶メーカーが、データシートどおり作っていれば
100%レギュレータも搭載されてるはずなので、
AC24V電源より電圧変動が少なく、ノイズやリップルの少ない
3.3V電源を使ったほうがいいです。
設計的にもメインボードに保護回路も入ってるはずなので安心。
ここから先は、一番簡単に作れて安定度の高い
13PINにかかっている3.3Vで話を進めていきます。
実験に便利な回路シミュレータ
LTspice IV
http://www.linear-tech.co.jp/designtools/software/ltspice.jsp
簡易電気回路シミュレータ
http://www.vector.co.jp/soft/win95/edu/se188357.html
簡易回路シミュレータで実験
1.5kがR1、
10kがR2(ボリューム。これを落とすと電圧も下がる)
とすると理論値で2.87Vが出力されます。
抵抗分圧の計算式は
VOut=(入力電圧/(R1+R2))xR2
なので、自分で計算をして、数値を変えてみるのもいいかもしれません。
ボリュームは低い輝度を細かく調整できるAカーブ推奨。
ACアダプタより安定した出力なのでいらないかも知れませんが
コンデンサを入れたい人は13PINケーブルとグランドの間に入れてください。
イメージ図
コンデンサ、コイル、保護回路、レギュレーターなどで平滑され
インバータ側へ出力されてる安定化された3.3Vを抵抗分圧で調整。
必要な部品リスト
かわいそうな人たちのために全部公開したよ!後は自分でやるんだ!
韓国液晶と完全に手をきったので逆法則が働きますように><
(ちなみに今、家にあるのは台湾パネル、次に買うのも台湾だとおもw)
ここで注文できます。
http://eleshop.kyohritsu.com/ 定形外郵便対応
http://www.sengoku.co.jp/
http://akizukidenshi.com/catalog/default.aspx PIC、AVRマイコンが安い
eleshopの場合
http://eleshop.kyohritsu.com/products/index1.html
パーツ名 | 価格 | メモ |
酸金抵抗 1.5KΩ | 21円 | カーボン抵抗なら10本で40円 |
炭素皮膜可変抵抗 R16K4-A 10KΩ Aカーブ | 85円 | |
ツマミ | 84円〜 | おすすめは台湾製のツマミか菊型ツマミ。 小さいものから直径3cmオーバーまである |
ケーブル 40cm x 2 | 0円 | ビニールで絶縁されてるなら何でもおk あまってるスピーカーケーブルでもいい。 eleshopで買うとしたら31円x2の62円がおすすめ |
合計 | 190円〜 | やすw 300円でそろう |
ツマミ 84-168円
http://www.kyohritsu.com/CATALOG/PARTS/PHOTO/wtn117x.jpg
菊型ツマミ 126-210円
http://www.kyohritsu.com/CATALOG/PARTS/PHOTO/wtn118x.jpg
eleshopはばら売りケーブルが高いので(ばら売りがなく、2m x
10本が最小。10mもいらねw)、
QI片端圧着済ワイヤー450mm 31円 これ2本でもいい
http://www.e-netten.jp/eleshop/cgi/search.cgi?syou=%83R%83l%83N%83^&hinmei=QI%95%D0%92[%88%B3%92%85%8D%CF&so=3
必要な工具
・マイナスドライバーか何か(ケースを空けるのにあると便利)
・カッター、ペンチ、ヤスリ(プラスチックを削る)
・ドリル(電動おすすめ)
・半田ごて
工具はネット通販より、100円ショップやホームセンターがおすすめ。
300円でハンダゴテが売られてたり、
100円で山積みになった投売りペンチが普通においてあるw
電動ドリルはヤフオクの工具セットが安い。
実際の改造 リアルブライトネスMOD実例 Innopix24CS05の場合
*分解したときは写真かメモに書いておくこと
*コードのつけ方とか、ネジの位置をメモっとかないと迷う場合がある
1、ネジをはずす(写真なくてもわかるはずw)
2、前面のプラパーツをはずす。
多少傷がついてもしょうがないと考えて
マイナスドライバーを突っ込むと簡単に開く
3、パネルを空けたところ、右の部分がインバータ。
ケーブルをはずして、パネルを取り外そう
ピンクが改造ポイント。
Volumeはパネルの真下部分に取り付け。ちょうど入る。
TIP:穴を開ける前に
24インチ液晶は思っている以上にでかいので、
金属パネルに取り付けた場合は、
一度立って裏に回るか、液晶パネルを回転させないと
輝度調整できません。かなり面倒。
長く使うなら下側につけるか、外付けにしたほうが便利です。
完成のイメージ写真w
ドリルで穴を開け、丸ヤスリで調整
左は滑り止め用2mmちょい、右は6.5mm。
プラスチックなので金属より簡単に穴が開けられます。
OSDボタン側に寄せるとぶつかるので、開ける前に場所を要確認。
俺の場合は、確認しなかったけどギリギリはまりましたw
2mmの穴は、6.5mmをはめた後に、ぶつかったところをペンで印をつけると
簡単に位置が決められます。規格が定められているのですが、
このハングルパネルは、熱でとかして固定してあるだけなので、
表面(といっても写真の裏側ですが)のプラスチックを、カッターの刃で剃ると簡単に外れます。
Innopixは、これをはずすことによって、完全にEnglish
Only液晶に生まれ変わるんだおw
こなみにこの改造の場合、
パネルをはめなおすと、傷が一切見つからなりますw
新品として売ってもばれないレベルw
いらないので捨てましたがw
Volumeメイン基板側の写真。
パネル下部のプラスチックを削って平らにしておく必要がある。
ペンチでプラスチックを破壊してから削ると楽。
ボリュームを右に回すと輝度が上がるようにするには、
・裏側につける場合、写真どおり
・表につける場合、黄色を一番右の端子につける
輝度が上がる方向と端子の関係 イメージ図
表部分。Volumeがあたりそうな場所をカッターで削っておく。1箇所でおk
配線
イメージ図
13pinのケーブルを切ったあと、
3箇所をペンチで圧着するだけで完成する。ハンダ付けは必要なし。
Innopixの場合は、写真中央の黒の配線が13PINのケーブル。
5〜10cmぐらいのところをペンチで切断。
皮膜を剥いて金属線を出す。そこに圧着パーツをペンチでつける。
圧着のパーツ。中央に抵抗1.5K内臓。
13PINにつながってるケーブルを途中から切断し、
皮膜をカッターで破いたあとに、ペンチではさんで止める。
右からコードが出ているほうはインバーター側、
左は、基板側のコードをペンチで止める。
金属部分はテープか熱収縮チューブで保護。金属でなければ何でもおk
0Vにつなぐグランド線。これを
ネジかケースの間に挟む。
Innopixの場合はスピーカー出力の4PINの中央2PINどちらかにさしてもいい
完成画像
真下だとかなり操作しやすい。なおかつ目立たない。
下側から
真下から
裏側から
Volumeのツマミは直径3cmがちょうどいい
ヤフオクに出してる圧着キットはプラスチック25mm w
アルミ30mmは異常に高いのでもうやらねw
実際の輝度調整動画
http://www.youtube.com/watch?v=oia3h-CnZRE
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キタ━━━//・\ ./・\\━━━━!!!!
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| ┬ トェェェイ |
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ノ\ __ノ _ノ \ / | ノ \ ノ L_い o o
プロ向け分解画像
Angel 2000S
Plus
ぺらぺらの音が出るスピーカー(笑)
メイン基板
メインチップはSTMicro製。今の液晶は安物でも10bitガンマコレクション対応なのか・・・
GM5621の仕様書
-Digital color controls and sRGB
compliant
-10-bit panel gamma correction
-High-bandwidth Digital Content
Protection (HDCP)
-Two Pulse Width Modulation (PWM) signals for backlight and
volume control
-On-chip OSD controller、On-chip
microcontroller 必要な機能が全部あるw
その他
S-IPSの型番
201 20.1インチ
8 2008年
8 8月
K5600920 シリアルナンバー
LG
Philips解散後の2008年8月に韓国で製造されたパネルらしい
Innopix
24CS05
サムスン担当部のクオリティーはマジで高い。
さすがは韓国で一番でかい企業
____
/ \ /\ キリッ
. / (ー) (ー)\
/
⌒(__人__)⌒ \ <馬鹿は分解なんてしないから
| |r┬-| |
どんなことをしても許されるニダアルヨ
\ `ー'´ /
ノ \
/´ ヽ
| l \
ヽ
-一''''''"〜〜``'ー--、 -一'''''''ー-、.
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
____
/_ノ ヽ、_\
ミ ミ ミ o゚((●)) ((●))゚o ミ ミ ミ <だっておwwwwwwwwwwww
/⌒)⌒)⌒.
::::::⌒(__人__)⌒:::\ /⌒)⌒)⌒) 何このスピーカー(笑)(笑)(笑)
| / / /
|r┬-| | (⌒)/ / / // いくらなんでもやりすぎだおwwwww
| :::::::::::(⌒) | | |
/ ゝ :::::::::::/
| ノ | | | \ / ) /
ヽ / `ー'´ ヽ / /
| | l||l 从人 l||l l||l 从人
l||l バ
ヽ -一''''''"〜〜``'ー--、 -一'''''''ー-、 ン
ヽ
____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒)) バ
ン
8オーム 5Wは液晶用スピーカーとしては高品質なのか?
とりあえず、Angelのスピーカーより3W強いw
水準以下の音しかでませんがね・・・
だれか三菱のDIATONEリニアフェイズ(通称
高木ブー)搭載機種を分解してみれw
さて、分解に戻るおw
インバータはプラスチックケースでカバーされてる。左下はメイン基板
日本語で「高圧注意」。どこで製造されてるん?
AngelのMade in
Koreaよりクオリティーが高い。マジで
分解画像まとめ1
パネルはMade in Chinaだった。Koreaより品質がよかったりするw
左上スピーカー端子と謎のジャンパ。あとはドライバ、インバーター関連
____
/::\::::/::\
/ (●) (●) \
/:::///(__人__)///::::ヽ
| |r┬-| |
. \_ `ー'´ _,/
/ \
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | トン
_(,,) もう韓国は
(,,)_
/ | 中国に抜かれたお!!!
/ |_________| \
分解画像2 小さい基板、そのた
メインチップは TSUMU58EK-LF-1 詳細不明
右 なぜか取り付けられてたリモコン受光ユニット。コードがないだけでパーツ実装済みw
スピーカー画像の電池は単4。AAA。
韓国液晶を分解して感じたこと
ちゃんと調光機能は実装されていると思うし、
データーシートを読んでいれば、気付くはずなんだけどなぁ・・・
なんで、こんなに簡単に出来るバックライトの輝度調整をやらないのだろう?
なんというかパーツを仕入れて、ただ組み立てただけという印象。
韓国メーカーでは、自作パソコンと同じ感覚で液晶が作られてる。
Samsungは品質を保つためか、
インバータまでがパネルに搭載されていて、
液晶ジサカーにとって非常に親切な作りとなっていた。
きっとケースや台座もOEMなのだろうなぁ・・・
これなら俺でも液晶メーカーを立ち上げられ・・うわ何をするwきさまくぁwせdrftgyふじこlp
ほかの画像と情報
http://intelamd.blog65.fc2.com/
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・日本メーカーの液晶分解 Buffalo液晶(ただし台湾パネル)
あとで画像をいくつかのせるけど、全体が過剰なほどシールドされてる。
インバータ部分はPCケース並の肉厚なスチールでシールド。
当然基板もシールド。
OSDボタンへの配線もシールド済み。いくらなんでもこれはやりすぎw
基板むき出しのinnopixに電源を入れると、アナログTVにビートノイズみたいな縞々ノイズがのりまくるわけだ・・・
(ちなみに地デジやCS、BSなどのデジタル放送だと、映るか映らないかの2通りなのでノイズはわからない)
電源が悪いのか、メイン基板の設計が悪いのか、むき出しがいけないのか、よくわからん。謎。
VCCI、MPRとかTCOといった電磁波妨害規制に対応してないんかなぁ?
一時期、携帯電話で話題になったように、
電磁波は輝度最大目潰しより健康に悪いので気になったら
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄」
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| |( ´∀`)つ ミ |
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|/ ⊃ ノ | |
 ̄ ̄ ̄ ̄' ̄ ̄ ̄ ̄ | ミ電磁波液晶
やっぱり日本の液晶は信頼性が違うわ。