やしきたかじん「お返しする」大阪応援クラブ発足
やしきたかじん(手前左)はキャプテンを務める任意団体「OSAKAあかるクラブ」の発足を発表(手前右は桂ざこば) |
◆ 任意団体「OSAKAあかるクラブ」キャプテン ◆
歌手でタレントのやしきたかじん(59)が6月30日、大阪市内で会見し、自身がキャプテンを務める任意団体「OSAKAあかるクラブ」の発足を発表した。愛する大阪を盛り上げようと、Tシャツの売上金を大阪府、大阪市が推進する光のまちづくり事業に寄付。秋元康氏(53)にテーマ曲の作詞を依頼したことを明かし、「作曲は小室哲哉にやってほしい」とラブコールを送った。
◆ グッズなど売上げは、大阪の事業に寄付 ◆
大阪人のさがなのか、時折、笑いを交えながらもその目は真剣だった。会見場の真ん中でたかじんが説明する。
「平松市長と橋下知事とは番組を一緒にやっていた。知り合いが市長と知事なんて100回生まれ変わってもない。何かできることはないかなと考えていた。今まで世間に迷惑を掛けた分、大阪にお返ししながら死に果てたら本望です」
たかじんの呼び掛けに有志が集い、名称は「明るくLOVE」とかけた「−あかるクラブ」に決定。大阪府、市と連携しながら活動第1弾(10月31日まで)として御堂筋イルミネーションなど光のまちづくり事業を支援する。
大阪在住のアーティスト・豊田弘治氏(47)がデザインした太陽マーク入りのTシャツを1着3000円で販売し、売り上げを寄付。“部員の証し”であるTシャツは公式ホームページ上でのインターネット販売やイベント会場などで販売され、1枚ずつ違う番号が入る。また、1口1万円から寄付も受け付ける。
たかじんはさまざまな仕掛けを考えており、「歌唱力のある人は大阪からたくさん出ている。来年は必ずコンサートを」とチャリティーコンサート開催を約束。さらに「市対抗のダンスフェスティバルができないか」とアイデアも披露した。
クラブのテーマ曲についても親交のある秋元康氏に作詞の約束を取り付けており、「作曲はこないだまで大阪(拘置所)におった小室哲哉に頼みたい」とジョークを交えラブコール。小室の所属事務所は「今後の活動は未定」としているが、秋元&小室&たかじんの豪華コラボが実現すれば浪速の定番ソングとして定着するかもしれない。
[ 2009年7月1日付 ]
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