原信夫「最後は楽しくいく」ジャズバンド解散ツアー
◆ 7月18日に厚生年金会館大ホール、20日にグランキューブ大阪 ◆
ジャズ・ミュージシャンの原信夫(82)が6月30日、1951年結成のビッグバンド「原信夫とシャープス&フラッツ」解散ツアー大阪公演を前に来阪し、会見した。戦中の軍楽隊から戦後を通じて第一線で活躍。故美空ひばりさんのヒット曲「真っ赤な太陽」の作曲も手がけた。「進駐軍の占領下“ルービー(ビール)が飲めるぞ”と誘われて始めたジャズが、人との縁でここまで来た。ひばりが死んでもう20年。そう思うと長くやってきたものです」
大阪市内の公演は7月18日に厚生年金会館大ホール、同20日にグランキューブ大阪。「ジャズは楽しい音楽。感傷的にならず楽しく終わりたい。最後に僕たちが聞かせるナマの魅力を聞きに来て」と意気込んだ。
[ 2009年7月1日付 ]
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