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入所者男女6人の逮捕監禁認める 京都、施設責任者の女

 京都府京丹波町の「丹波ナチュラルスクール」入所者虐待事件で、逮捕監禁などの罪に問われた同府南丹市の元スクール責任者森下美津枝被告(56)の初公判が1日、京都地裁(宮崎英一裁判長)であり、森下被告は起訴状の内容を認めた。
 検察側は冒頭陳述で、「手錠や粘着テープを実行役に渡し、拉致を依頼した」と指摘。「入所者を長時間壁に向かって立たせたり、コップで殴ったりした」と述べた。
 弁護側は「非行に困った親から依頼を受け、矯正しようとしていた。単なる従業員で、指示や命令をする立場にはなかった」と主張した。
 起訴状によると、森下被告は施設経営者で一連の事件を主導したとされる朴聖烈被告(61)=同罪などで起訴=らと共謀、2005〜08年に、当時16〜24歳の男女6人を自宅から連れ出し、手錠を掛けて車で施設まで連行。殴ったり施錠した部屋に監禁したとされる。


2009年07月01日水曜日

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