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ほっと一杯屋台村 山形・七日町にオープン

2009年06月26日 20:24
山形市七日町2丁目にオープンした「山形屋台村 ほっとなる横丁」。夕暮れとともに仕事帰りのサラリーマンなどが訪れ、にぎわった
山形市七日町2丁目にオープンした「山形屋台村 ほっとなる横丁」。夕暮れとともに仕事帰りのサラリーマンなどが訪れ、にぎわった
 山形市七日町2丁目に整備が進められていた「山形屋台村 ほっとなる横丁」が26日、オープンした。初日は正午からオープニングセレモニーが行われ、午後2時から一般客向けの営業が始まった。
[MAP]

 この日にオープンしたのは、▽居酒屋夢はな▽七輪焼き もっちゃん▽やきとり とり参▽てっぱん屋台 鈴木製作所▽ホルモン焼 炎臓(えんぞう)−の5店舗。各店とも、地元の食材を取り入れ、定番メニューのほか、アイデアを凝らした“逸品”をそろえた。通常の営業開始時間はおおむね午後5時で、午前2、3時まで営業する店が多い。1店舗はランチタイムも営業する。

 1店舗当たり8席とコンパクトだが、オープンスペースにテーブルを出すなどし、より多くの来店者を収容できるようにする。店主と来店者、来店者同士が交流できるのも特徴で、かっぽう着や浴衣で接客する店もある。

 赤ちょうちんがともる50メートルほどの小道沿いに店舗が並び、懐かしさと温かさを感じる雰囲気。店をのぞきながら通り抜けする楽しみもある。17の募集枠で、5店舗でのスタートとなったが、今後も随時、出店希望者を募集し、店舗数を増やしていく。

 オープニングセレモニーには関係者約50人が出席。屋台村を運営するリノベーション山形の渡辺隆博社長が「祭りの雰囲気を常に提供し、人との触れ合いをもって楽しんでもらうのが基本。店舗数はまだ少ないが精鋭ぞろいで、屋台のよさを十分発信できると思う」とあいさつし、市川昭男市長らが祝辞を述べた。

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