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集会で警察官に火炎放射、40代男に実刑

 ソウル中央地裁は30日、警察官に向かって火炎を放射したとして、特殊公務執行妨害致傷の罪で起訴された男(46)に懲役1年6月の実刑を言い渡した。

 被告は5月1日のメーデーに合わせ、全国民主労働組合総連盟(民主労総)と進歩連帯が開催した「第119回メーデー汎(はん)国民大会」に参加し、ソウル市の繁華街・明洞一帯で警察とにらみ合った際、スプレー式の消炎剤に火を付け、警察官に火炎を放射したとして逮捕、起訴された。

 判決は「被告人がさまざまな状況から起訴事実の有罪が認められるにもかかわらず、犯行を否認しており、虚偽の陳述で真実をごまかすなど、過ちを悔いていない」と実刑判決の理由を説明した。

 同地裁はまた、デモ会場で警察官に空き瓶を投げたとして起訴された30歳と50歳の男に対しては、犯行を認め反省しているなどとして、それぞれ懲役1年6月(執行猶予3年)、懲役1年(同2年)の判決を言い渡した。

クァク・チャンリョル記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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