2009年7月1日 18時28分更新
岡山市の6月定例市議会は1日最終日を迎え、大規模な経済対策や雇用対策を柱とする一般会計で総額54億2000万円あまりの補正予算案などを可決して閉会しました。
岡山市の6月の定例市議会は1日最終日を迎え、午前10時過ぎから始まった本会議では、はじめにそれぞれの委員会から議案の審議の結果が報告されました。
つづいて一般会計の総額が54億2000万円の補正予算案など79の議案について採決が行われ、その結果、すべての議案が可決されて市議会は閉会しました。
補正予算は、大規模な経済対策や雇用対策を柱となっていて、生活保護の申請が増え続けていることを受けて手続きなどを行う臨時職員を雇う費用や、学校でのパソコンの活用を指導する人材を雇用する費用などが盛り込まれています。
このほか、市長などの特別職の給料を引き下げる条例案なども可決・成立しました。
一方、今回の議会に提案された市議会議員の報酬を引き下げる条例案は、採決が行われず、次回以降の市議会で引き続き審議されることになりました。